堺市の変人

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伊豆半島旅行記

昨日は朝から山に登ってきました。

天城連山の万二郎岳(1300m)と万三郎岳1405m)を巡るコースですが、ホテルの人に聞いたところ、このシャクナゲコースは34時間位で登山口に戻ってこれる初心者コースだとの事ですので気軽な気持ちで出かけました。

 

しかし、歩いてみると大小の岩がゴロゴロ転がり足元が定まらない事に加えて、前日の雨でしっかり水を含んだ道でスリップに気を遣っての山歩きとなりました。

私基準では、初心者コースではありません。

出発した登山口まで帰って来るのに5時間余り掛かりましたし、万三郎岳からの下りも道が荒れていたためか結構長く感じました。

 

ただ、近畿の金剛・葛城山や六甲山と比べると動植物の種類が多いように思います。近畿でも吉野の山奥に入れば別ですが、車で登山口まで入れ2時間余りでピークまでと言った環境で自然の深さを感じられるというのは驚きでした。

 

途中で、大きなリスや、20㎝位の大きいカエル(イボイボ付き)などに出会えるというハプニングもありました。

ホテルの近くには野生の鹿が数多く生息しているようで、10匹位の群れも駐車場の近くまで出てきていました。

 

伊豆の山々は雨が多く、倒木にはビッシリと苔が生えている事からも豊かな自然を感じる事が出来ます。

残念ながら、富士山を見る事は出来ませんでしたが、次々と雲が湧き出し、山々に掛かっていく眺めは山水画を見るようでした。

 

下山後は、家内と合流して伊東の街に降りてみました。

大室山のリフト乗り場近くにある「 おおむろ軽食堂」でちょっと遅いランチ、私は「自然薯ワサビ丼」1,400円、家内は「地魚フライ丼」1,450円にしました。

観光地価格なのか「ちょっと高いな」と思っていたのですが、丼の他に5種類の前菜が乗ったプレートと、食事が終わってからの抹茶+お菓子がセットになっていましたので割高感が吹っ飛びました。どれもなかなか美味しかったです。

 

今回初めて伊豆半島に行きましたが、別荘地という事もあってか「犬を連れて入れる体験教室」や「ドッグカフェ」などが多く有り、車でちょっと走れば「犬」という文字の入った看板を多く見かけました。

信州方面も犬連れで入れる店は結構有りますが、伊豆は信州の比ではありません。

陶芸などの体験教室もワンコ同伴可ですので驚いてしまいました。

 

「明日は、魚の干物屋さんに下田まで!」と家内が張り切っています。