堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

クックパッドの「鯛めし」

義母のところに釣り好きの親戚から鯛が送られてきました。

大漁だったそうで、大きな天然真鯛が三匹も入っていました。

 

義母は身体が不自由なので鯛をさばくことが出来ません。そこで私の出番です。

料理は苦手ですが、家内が魚をさばく事が出来ないので、本を見て、見よう見まねで覚えました。

 

家内は未だに魚がさばけません。というより全くさばく気がありませんので、魚をさばくのは私の仕事となっています。(「料理を全くしないのだから、それくらいしたら!」という家内の声が聞こえてきそうですが・・・)

「さばける」と言っても下手ですので背骨に身が沢山残っています。

 

義母は焼き魚より刺身派です。(焼き魚だったら楽なのに)

三匹を三枚におろし、刺身を半身分だけ作りました。一匹分は義母のお友達におすそ分け、一匹分のアラ(頭と骨)は義母が潮汁にするというので置いてきました。

我が家の取り分の一匹分と半身を貰ってきました。

 

私は鯛の塩焼きが大好物、取りあえず身(三枚)は全部を塩焼きにしました。

しかし、寄る年波かそんなに沢山は食べ切れません。大き目の半身を家内と二人で食べればお腹一杯になってしまいます。

 

残りの塩焼きを見ていた家内が「鯛めしを作ってみる」と言い出しました。

昔は、鮮魚が売りの炉端に良く行ったものですが、そこで出される土鍋で炊いた「鯛めし」の美味かったこと・・・ついつい思い出してしまいました。

 

しかし、あの「鯛めし」を家内が作れるとは到底思えません。

そして次の日の夕食は「鯛めし」、

疑いつつも一口食べてみると、これが意外といけました。

 

家内に聞くと「クックパッドを見て作った、土鍋なんか難しいから炊飯器で」、クックパッドなら「鯛めし」と検索するだけで何種類ものレシピが出てきて、その中から自分に合った調理方法を見つけて作るだけのようです。

「つくレポ」で実際そのレシピを見て作った人の感想も読めるので安心して新しい料理に挑戦できるそうです。

 

そういえば、私の弟も定年退職してからは「クックパッドを見て料理を作っている」と言っていました。

冷蔵庫にある残り物を入力して料理を検索すれば、半端に残ってしまった食材の活用にもなるらしいです。

 

褒めても文句を言っても「クックパッドみたら誰でも作れるからやってみたら!」、感想は慎重に!

とにかく今日の鯛めしは、初めてにしては結構いけました。