ちょっとしたブームの「日本食」
今、美食の都ニューヨークでは、ちょっとオシャレな食事と言えば本格的な和食のお店に行くのが流行っていると聞きました。
フレンチでもイタリアンでもなく「和食」です。
今まさに世界的に和食ブームと言って過言では無いような気がします。
ハワイに「丸亀製麺」ができた時(何年前か忘れました)たまたま出来て間もない頃にワイキキに行く事がありました。
時間が無くてバスで店の前を通っただけでしたが、その時にはお客さんの数もまばらで閑散としていました。(空いている時間帯だったのかもしれませんが?)
和食が食べたくなった時の心強い味方が出来たような気がして、「どうかつぶれませんように」と思っていました。
半年ほど前に家内の職場の人が初めてハワイに行く時、家内にハワイの情報を聞いてきたようです。このレストランはこれが美味しい等々話している時に「もし和食が食べたくなったら丸亀製麺に行ったらいいわ」と場所を教えたそうです。
以外にも帰ってきた彼から「丸亀製麺、行列が出来ていてとてもじゃないけど並ぶ気になれませんでした」と言われたそうです。
しかも、並んでいるのは日本人ではなく外国人ばかりだったそうです。(ハワイで外国人と言うのもおかしいですね・・・)
20年以上前にハワイに初めて行った時には、日本の定食屋さん的なお店が有りました。しかし、店に入って食べているのは日本人又は日系人とみられる人ばかりでした。
味は高級とまではいきませんが、普通に食べて「美味しい」と思える味だったように思います。
しかし、美味しいと思える和食の店が次に訪れた時には無くなってなくなっている。
そういうのが何度かあったので、「やはり和食の店はアメリカではあまり流行らないのかなぁ」と思っていました。
しかし今は日本人ではない人たちが和食をもてはやし始めています。
昨今の日本旅行ブームと本格的な日本料理の店が海外進出することによって「和食」を食べる機会が多くなったのが和食ブームのきっかけなのでしょう。
なんにせよ、素材の味を大切にする和食は世界に稀な料理だと思います。
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「日本料理」ですが、一時のブームだけに終わらず、世界に定着して欲しいものです。
塩を付けただけの「魚の塩焼き」!
豪華なフランス料理や中華料理よりも食欲をそそります。