毎日「風呂 風呂」!
私は若い頃に登山をしていた関係もあってか、風呂に入らなくても結構平気です。
テントを担いでの山行では当然、下山まで風呂に入りません。
結婚してからは、家内が五月蠅く言うので毎日入るようになりましたが、やはり「ちょっと面倒くさい」と思ってしまいます。
数年前の事、家内が「左足の外側の筋が歩く度に物凄く痛い」と言い出しました。
整形外科で「坐骨神経痛」と言われ、通うも良くならず、鍼灸院・整体と色んな所に行ったようでしたが一向に良くならなかったようです。
その頃、家内の職場は階段で行き来する事が多かったので「このまま治らなかった仕事を辞める」とまで言い出す始末でした。
そんなある日、保険外の鍼灸院に行った時に、そこの先生から「あなた、冷えてるんじゃないの?左の腰の背中側がとても硬く冷たくなってるわよ」(女性の先生でした)と言われたようです。
そこで家内は、藁をも掴む気持ちで「半身浴」を始めました。
心臓の部分まで湯に浸かるとのぼせてしまうので、胸まで浸からない位のお湯に入り(熱過ぎるとのぼせやすいので注意)、冷えないよう肩には乾いたタオル、15分~30分、汗がうっすらと出てくるまで毎日入り続けていました。
風呂場に雑誌を持ち込んで読みながら入っていたみたいです。
それを一か月くらい続けてみたところ、脚の痛みがすっかり無くなったのでビックリです。それと同時に生理不順も治ったと大層喜んでいました。冷えていたのは間違い無かったようです。
家内はさっそくその当時の上司(女性でした)に報告、その上司も女性特有の痛みが重く毎月悩んでおられたようですが、「半身浴」を始めてみたところ、痛みが無くなったと感謝されたようです。
家内はその後も半身浴を続けており、坐骨神経痛の再発はありません。
暑がりの家内は、自分の身体がそんなに冷えているとは夢にも思わ無かったようです。
「風呂 風呂」と毎晩五月蠅く言われていますが、適度な運動なんかで血の循環さえ良くすれば毎日風呂に入る必要も無いのでは?とも思ってしまいます。
少なくとも太古の昔は、洋の東西を問わず毎日風呂なんかに入っていなかったはずです!