堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

女の記憶力

知人のCさんは今年結婚予定の青年です。

ある日家内が「新婚旅行はどこに行きはるん?」と聞くので「仕事の都合で休みが取り辛いらしい、もしかしたら行かれ無いかも」と私が答えると、「ふぅん、それで嫁さんに遺恨は残れへんのん?」と料理する手を動かしながら普通にいうので、私はギクッとしました。「そんな怖い事言うなよ・・・」と思わず言ってしまいました。

 

しかし、家内曰く、新婚の時は「一緒に居られるだけで幸せ」とか言っていられるけれど、10年も20年も経ったらそうそうそんな綺麗事ばかりでは無いらしいです。

嫁さんが、夏休みに子供連れで何処かに旅行したいと言った時、旦那が「仕事が忙しくて行けそうにない」なんて答えたりすると「そういえば新婚旅行にも連れて行ってもらってない!」と返されるのが定石らしいです。当然こちらも「ムッ」となり口喧嘩!

 

少なくとも家内は「私なら絶対、一生忘れへん、事あるごとに言ってやる!」と明言しています。

「旅行に対してあまり思い入れのない人とか、出来た女性なら大丈夫かもしれないけれどね」と言っていました。

「あんたが怖いと思うんやったら、先輩として言っといてあげるのが親切やと思うよ」と被せてきます。(何か自分の事を言われているような気になりました)

 

私は「そんな事よう言わんわ・・・」と口ごもってしまいましたが、結婚式・新婚旅行というのは女性の夢、一生に一度となれば思い入れも格別=恨みも骨髄!という事にもなりかねません。いや、きっとそうなります。

 

女性の記憶力というのは本当に怖いもので、こちらはすっかり忘れているのに、細かい事まではっきり覚えていて「あの時こう言った」と、何かのキッカケで10年以上前のことでもほじくり返して来る事があります。

 

Cさん、私はよう言わんかブログのネタにしてしまってごめんなさい。

ちゃんと読んでくれたらと思うオッサンでした。