堺市の変人

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「レット・イット・ビ―」

余りビートルズは聴かない私ですが、この「レット・イット・ビー」と「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」は、ジョン・レノンの「イマジン」同様、たまに聴きたくなる名曲です。

 

ビートルズは、1970年に活動を停止しましたので1968年に作られたこの「レット・イット・ビー」はグループ後期の作品です。

ポールの作品ですが、解散が決定的となった不安を抱きながらピアノを弾きながらポールが歌う「レット・イット・ビー」は、想像を越える力を持っているようです。

 

自殺しか無いと人生を諦めた人が、“すべて なすがままに”と歌いあげられるこの曲を聴いて、自殺を思い留まり生きる勇気を与えられたという実話を聞いた事があります。

 

この「レット・イット・ビー」だけでなく、多くの曲が多くの人を救い生きる力を与えてくれている。

そんな事を考えると改めて歌の力に驚かされます。

 

もう一曲、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」、この曲もポールが書いた曲ですが、聴けば誰もが「アッ聴いた事がある」と思われる名曲です。

この曲を作った頃、「あの頃の僕は疲れ切っていた。・・・」とポールが語っているように、解散真近の1969年に録音されています。

 

作者が悩み疲れている時に書かれた2曲ですが、作曲者の悩みや不安がストレートに表現されていますので、素直に歌心が伝わって来ます。

ひょっとして、ビートルズの解散が無ければ生まれる事が無かった曲かも?

「レット・イット・ビー」、名曲中の名曲です。