裏なんば「ときすし」
大阪は南、南海難波駅から少し東に入った所に「裏なんば」と呼ばれる飲み屋街があります。
元々は倉庫が多かった場所なのですが、倉庫を改装した飲食店が並んでいます。
一つ一つの店舗は小さいですが、若い人を中心に人気があり、とにかく活気があります。
その裏なんばに「ときすき」というお寿司屋さんがあります。
家内の会社が以前こちらのお店と取引していた関係もあって、送別会などを何度かこのお店でやっていたとの事でした。
このお店、ネタの新鮮さの割に値段が大変リーズナブル!(回転寿しではありません)
「裏なんば」にある本店では少し気難しそうな板さんが握ってくれます。でも、出て行く時に「ごちそうさまでした!」と声をかけると板さんの笑顔が返って来ます。気難しそうなのは見た目だけでした。
この「ときすし」に遠方から遊びにきた友人夫妻を連れて行った事があります。
本店は予約が出来ないので「ときすし はなれ」という本店より少し高級感のある作りの支店に行きました。(ここは予約ができます)
この店ではお酒以外のメニューは、客が伝票に書き込み店員さんに渡すというちょっと変わったシステムです。
刺身五種盛りを頼んだところ(お値段1,500円くらいだったと思います)とても新鮮な「鯛」「まぐろ」「サーモン」「はまち」(あと一つは忘れてしまいました・・・)が4切れくらいずつ入って出てきました。
それを食べた友人が「これで1,500円って安いよね・・・」と思わず一言!
「そうでしょう、ここは美味しくて安いのが有名なんですよ」と大阪人の癖で安いのを自慢してしまいました。
四人でお酒も飲んでお腹一杯食べて約17,000円強でした。
板さんが握ってくれるお寿司屋さんで値段を気にせず食べられるのはこの店しか知りません。(というか普段は回転ずし専門です)
5年位前は本店一店舗だけだったそうですが、今では「はなれ」「東心斎橋」「上六」「黒門」「天六」とあれよこれよという間に6店舗になりました。
ランチ営業もされているので外国人観光客の方も多そうです。(ランチも安くて美味しいです、本店ではワンコインランチもあります)
本店はこれぞ「みなみ」という感じの活気のあるお店です。
「はなれ」はこじんまりした小料理屋さんのような高級感のあるお店で、席の予約も受け付けておられます。
安さを自慢する関西人は、難波に行かれた際は一度お試しあれ!!