「ポニー ポニー ハングリー」
この前の土曜日の朝、テレビで美味しそうな焼き菓子のお店を紹介していました。
東京の有名焼き菓子店のプロデュースをしていた女性がオーナーパティシェ、国を問わずご自身の作りたい焼き菓子を作っておられるという事ですので、否応なく好奇心がかき立てられます。
イギリスのスコーンから、日本では珍しいミンスパイ、名前は忘れましたがアメリカのお菓子で胚芽入りビスケットでマシュマロを挟んだもの、日本の京野菜を入れて焼いたパウンドケーキ・・・とても美味しそうなお菓子が紹介されていました。
家内は「わー美味しそう、でもどうせ東京の店やろ」と言いながら見ていたのですが、なんと大阪の西区にあるお店と分かったとたん「行ってみたい!」と言い出しました。
たまたま次の日に大阪に行く用事があったので「行ってみるかー」ということになって車で出かけました。
店は12時開店、12時5分くらいに到着したところ、もう店の前には行列が出来ていました。
たまたま一台分空いていたタイムズの駐車場に車を停めて列に並びました。
ここまでは順調でしたが、列が全然前に進みません!
購入したお客さんが10分に一人出て来られる位のスローペースです。
一緒に並んでいた人に聞いたところ、やはり「昨日のテレビを見て来た」と言っておられました。テレビの影響力の凄さをつくづく感じました。
このペースでは購入するまでに1時間から2時間位はかかりそうでした。
いつもは列が出来ているお店は、パスするのが常の家内が「二時間くらいまで頑張る」と焼き菓子に執念を燃やしています。
結局、寒い中一時間半くらい待ってやっと店に入れ注文を聞いてもらえました。(こんなに並んで待ったのは10年振り位です)
私は、シンプルなマフィンとクッキーを家内にお願いし早々に人混みを避け外で待っていましたが、なかなか家内が出て来ません。
ケースの中にクッキーからパウンドケーキまで色々な焼き菓子が並んでいて、どれを買おうか迷っていたそうです。
暫くして、家内は山ほどのお菓子(私にはそう見えました)を持って満足そうに店から出て来ました。(私は入店待ちの列を見ながら後方の方まで焼き菓子が当たるかと心配していましたが、次々に焼きあがっていたようです)
家に戻ってさっそく食べてみたのですが、やはり「美味しい!」そうです?
私は、一口づつ食べましたが「まずくはないな」と言ったところ、家内に味覚を疑われてしまいました。因みに、家内はベタ褒めです。
レーズンクッキーはパリパリとした触感と甘すぎない生地、甘いレーズンの組み合わせが絶妙との事、どのお菓子も甘すぎず日本人の口に合うように作られているのが美味しい理由のようです。
そして素材の味をキチンと感じられるよう丁寧に作られています。(キャロットケーキはちゃんとニンジンの味がわかるのです)
「また食べてみたいと思わせる焼き菓子、お近くに行かれた時に寄ってみても損はないと思います。」との事です。甘党の方にはお薦めです!