堺市の変人

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映画「ハッピー・フライト」

2008年に公開された「ハッピー・フライト」は、見はじめると最後まで目が離せなくなる映画です。

脚本が良いのか展開が早く「次はどうなるのかな?」と期待を膨らませてくれます。

 

主演は田辺誠一時任三郎綾瀬はるか田畑智子かな?と考えてしまいます。それ程この映画は、パイロット、CA(キャビンアテンダント)、グランドスタッフ、管制官それに乗客それぞれのドラマが入っていて内容の濃いものになっています。

 

主演挌以外にも、寺島しのぶ岸部一徳笹野高史竹中直人ベンガル・・・なかなかのものです。

アメリカのボーイング社でプレミアム上映が行われたようですが、多数の航空関係者に披露された時、「ボーイング747」の開発者から称賛を受けたとの逸話がありますが、専門家(技術屋)から見ても納得の出来る作品だったようです。

 

日本版「ハッピー・フライト」の5年前にアメリカで同名の映画が公開されています。

これはCAのサクセスストーリーをコメディ風に脚色していますが、出来は日本版の方が上のようです。

 

さすが矢口監督と感心させられますが、それまでに無かった747の実機使用や東京国際空港関西国際空港、ANA機体整備工場での大規模名ロケが臨場感を高めているようです。

 

私が好きな場面は、機長(時任)と副操縦士(田辺)の掛け合いです。厳格な機長とおっちょこちょいの副操縦士の絶妙なやり取りは、この場面だけでももう一度見てみたいと思わせてくれます。

 

日常の人間模様や機微がそのまま表現されているような日本版「ハッピー・フライト」!

忘れられない映画です。