堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

20年来の「ランドローバー」

我が家の愛車はランドローバー・ディスカバリーです。私は免許を持っていませんので、正確には家内の愛車です。

 

こう言うと「高級車に乗っている自慢かい?」と思われそうですが、平成8年に購入したもうかれこれ22年も乗っているおんぼろ車です。(購入時は、下のモデルで300万円を切っていたように思います)

 

しかし、20年以上も乗ってると愛着が湧き、新たらしい車を欲しいとも思いません。(まぁ、今のディスカバリーは1,000万円を越える高級車になっていますので購入は不可能なのですが・・・)

 

これくらい古いとやはり時々故障はします。

今朝も、犬を連れて奈良にあるドッグランに出掛けようと家内がエンジンをかると直ぐに「ピピピ、ピピピ・・・」と音が鳴りました。

何度エンジンを掛け直しも音が鳴るので「これは何かの警告か?!」と心配になりました。高速の途中で止まったりしたら大変!と出掛けることもままならず、販売店に電話をし「今から車を持っていくので見て欲しい」とお願いしました。

 

販売店に着くと「整備工場は100メートル離れた場所にあるのでこちらで車をお預かりします」と言われたので「犬は入れたままでいいですか?」と聞くと「いえいえ、ワンちゃんもご一緒に中でお待ちください」と高級車の並ぶピカピカの床の店内を案内しようとされるので、慌てて「いやいや、もし邪魔でなければこのまま車に乗せておきます」と犬を乗せたまま整備工場に車を持って行ってもらいました。

 

しかし、まさか犬を店内に入れて待っても大丈夫と言われるとは思わなかったので「さすが高級外車の販売店は違うなぁ」と感心しました。(今はジャガーも販売しています)

 

待っている間に店員さんから「お飲み物はいかがですか?」と5種類くらいの飲み物の書かれたメニュー(ホットとアイスで合計10種類)を差し出され飲み物を頂きました。

 

20年来、車を買った事もないので他の販売店がどうなの分かりませんが、丁寧な応対に恐縮してしまいました。

 

飲み物を待つ間に今回の車の症状をセールスの男性に話すと「私もあの車に以前乗っていたのですが、あの年代の車にはそのような電子音が鳴る装置はついていないので大丈夫だと思いますよ」と言われ、ほっと胸をなでおろしながら「確かに20年以上前の車にそんな電子装置ついてないな・・・」と物凄く納得しました。

 

待つ事15分、車が帰ってきました。

やはり「あの音はドライブレコーダーのSDカードがきちっとはまっていない音でした」との回答でした。(ドライブレコーダーは去年装備したものです)

代金も発生せず、車を待っている間に販売の方からランドローバー特製の高級そうなチョコレートを頂いて家内は大変ごきげん!

 

ランドローバーだけの時は、特に高級といった感じは受けなかったのですが、ジャガーも販売するようになって雰囲気が大きく変わったように感じました。

 

逆立ちしても今のランドローバーやジャガーなんて買う事は出来ませんが、家内のランドローバー(シリーズ1)は、デザインが大変気に入っていますので、「後10年位は乗れるかな?」「いつか全面塗装をしても良いよね」なんて言いながら冬場と遠出に乗っています。

 

車検か故障の時しかお世話になっていなかったのですが、応対とサービスの良さには改めて感心させられました。

お店の対応に大変満足し、たまにはディラ―(販売店)に行くのも良いものだなあと思ったオッサンでした。