「粉もん」
大阪のB級グルメの代表は「粉もん」、たこ焼き、お好み約、いか焼き、ネギ焼・・・
数ある粉もんの中でも、我が家ではホットプレートで簡単に出来る「お好み焼」を楽しんでいます。
たこ焼器がありませんので「粉もん」と言えば「お好み焼」!
小麦粉、豚バラ、キャベツ、山芋、お好み焼きソースがあれば簡単にできます。
ただし、小麦粉はだし汁で溶かないと水っぽくなってしまうようです。
私は、キャベツが多く、溶いた小麦粉はつなぎ程度の「シャキッ」とした食感のお好み焼が好きですが、家内は山芋の多い「ベター」としたのを「美味しい」「美味しい」といって食べています。
脂の多い豚バラは、お好み焼に欠かせません。「お好み焼」といえば豚玉です。
プレート(鉄板)に丸くネタを乗せ、その上に豚バラを並べ、適当な時に裏返します。
少しすると豚の脂がジワッとはみ出てきます。この豚の脂が味の秘訣です!
もう一度裏返すと、お好み焼が豚の脂を吸い込んで完成です。
ちなみに、焼きそばも豚バラが美味しいですが、焼きそばが出来上がった時に、ラードを麺のうえに垂らし、サッと混ぜ込むと味がワンランクアップします。
義父は、生前「粉もん」は戦時中の代用食だと「バカ」にしていたようですが、私は気取った洋食なんかより余程「お好み焼」の方が美味しいと思います。
家で作るのは、家内の好きな「山芋たっぷり」のお好み焼ですが、お店では「シャキ シャキ」感のあるお店をキープしています。
有馬温泉街の「一休」、味にばらつきの無いキャベツたっぷりのお好み焼が食べれます。夕食は、このお好み焼きで十分です。
家内もここのお好み焼を食べているのですが、家では未だに「山芋たっぷり」の「ベター」としたお好み焼が出て来ます。
また、「シャキ シャキ」のお好み焼が恋しくなってきました。