「年賀状」作ったぞ!
毎年この季節になると年賀状の作成が私の仕事になります。
現役で働いていた時には共働きでしたし、12月が一年で一番忙しいという会社でしたので年賀状は30日の夜に作って出すのは31日というのがもっぱらでした。
まだパソコンが一般的でなかった頃には懐かしの「プリントごっこ」で作成していました。
一人が「プリントごっこ」でプリントし、もう一人が分厚い電話帳のページの間にプリントした年賀葉書を次々とは挟んでいくという流れ作業で二人合わせて400枚ほどの年賀葉書を作成といった事も、今となっては「昔話」というくらいパソコンで作るのが当たり前になっています。
パソコンなら、プリンターにセットしていれば勝手に印刷してくれますし、宛名も印刷できるので楽になりました。家内と私で別々の絵柄をプリントすることも出来るのでどの絵柄で揉める事もなくなりました。
そういえば、もっと前は「宛名」は全部手書きの時代でした。
今は、「年賀状を作った」ですが、以前は「年賀状を書いた」と言っていました。
今から思えば懐かしい事この上なしです。
炬燵にでも入って日本酒でも飲みながら一枚一枚年賀状を見ていくのは「これぞお正月!」という感じがします。(正月の定番の炬燵は我が家にはありませんが)
年賀状のやり取りしかしていない方々の近況を知る事もできます。
最近の若い方は年賀状ではなくメールで済ませることが多いらしいですし、社員の年賀状のやり取りを廃止にした会社などもあるという事も聞きます。
確かに形式的な部分もありますが、会社の上司などから年賀状にねぎらいの言葉や励ましの言葉などが手書きで書かれていると嬉しかった事を思い出します。
メールやラインで済ませたほうが早くて便利な事も沢山あります。
でも手紙や葉書の方が「心」が伝わりやすい時もあるのではないかと思います。
作るのはとても面倒、だけどもらったら嬉しい年賀状!
絶える事無く続いてほしい日本の文化だと私は思います。