「Me Too」
今テレビのワイドショーを賑わせている「Me Too運動」
アメリカの女優がハリウッドの有名プロデューサーに受けたセクハラを告白することから始まった運動で、被害を受けたことがある女性に「Me Too(私も)」と声を上げるようツイッター上で呼びかけ、それを受けてアメリカのセレブ・著名人達が過去に受けたセクハラの被害を次々に告白しはじめた事から始まり、女性たちが団結してセクハラに立ち向かう動きが世界的に広まっています。
ツイッター上で「Mee Too」とリプライするだけでいいと呼び掛けたところ4万4000件以上の返事が返ってきたとのことです。(BuzzFeeD NEWS より)
これを受けて最近日本でも有名ブロガーの女性が過去に受けたセクハラを告白しています。
相手の男性はそれによって会社代表を降りるという社会的制裁を受けているようですが、意外な事に告白した女性に対して誹謗中傷する声が後を絶たないとワイドショーなどで報道されていました。
彼女が過去に一部の男性をバカにしたような発言を繰り返していた事を批判されているようです。
これ、どちらも正しいかなと私は思います。
ブロガーの女性の勇気ある告白によって、葬られていた事が明らかになり、これから被害を受けるかもしれない人を救ったのも事実です。
片やその女性は批判される事によって自分の言動に気付くことができ、他者を傷つけていた自分を反省し、謝罪しこれからの糧にすればよいのだと思います。
一番いけないのは、口をつぐんでしまう事なのではないでしょうか!
相手の権力がとても強いから言えない。
これ以上にひどい事になってしまうから言えない。
強者に向かって正義を説くのは難しいですし勇気が要ることです。
しかし、でも自分が正しいと思ったことはどんなに怖くても、どんなに傷ついても声をあげていかなくては残るのは後悔だけ!
間違っている事は、たとえ相手が総理大臣であっても「間違っている」と言える自分でありたいと思います。