堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

「良い顔」や

今朝もワンコ二匹を連れて公園界隈を散歩しました。

ここ2~3日、めっきり寒くなって来ましたので、厚着に手袋といった装束ですが、天気が良いため気持ち良く歩けました。

 

幸い二匹共、早い時点でウンチ「OK」、後はグルッと周って帰るだけ、二匹並んでスタスタ歩いていましたら、向こうから中年の女性と小型犬二匹、

会釈して通り過ぎようとした所、声を掛けられました。

 

「この子、里親さんは未だ見付からないの?」「でも、良い顔になったね」「ずっと、飼ってあげてね」・・・

そう、預り犬が来た頃に一度会って挨拶していたのを思い出しました。

 

「前に見た時と違ってニコニコしているわ」と目を細めて笑っておられます。

そう言われると、こちらも悪い気はしません。

「大分慣れて来ました」「ちょっと慣れ過ぎですが!」とか言って返事を返していたら、最後の言葉は「ずっと飼ってあげなあかんで!」

「絶対に捨てたりしません!」と思わず声のトーンが上っていました。

 

やはり、ワンコもここでは危害を加えられる事が無いと分かったら、穏やかな顔になるようです。

 

知人の飼っているトイプードル、食べ物を取り上げたら飛び付いて噛むまで諦めない奴でした。眉間に皺をよせて睨むような目つきで怒りを表していましたが、ト―レーナーさんに教えられた通り飼主さんが躾をしたら変わりました。

 

ニコニコしたフレンドリーな顔で寄ってくる様は、まるで違う犬のようです。

きっと、主人に従うという犬本来の形になった事で、「ストレス」も無くなったようです。

 

以前に預った琉球柴、ガウガウ犬でした。以前の飼主の下では、テーブルに乗ったり唸ったりやりたい放題で気に入らない事があれば人に向かって吠え続けるといったワンコでしたが、この犬もトレーナーさんから「躾」は良い形で終わって下さい。間違っても犬に「勝った」と思わせるような形は避けて下さい。というアドバイスを実践したところ、一ケ月もすると可愛い笑顔を見せるようになりました。

 

家内は、保護犬を預ってワンコの表情がドンドン変わって行くのが見ていて楽しいって言っていますが、ワンコの笑顔が増えて行くのは本当に楽しいものです。