堺市の変人

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ホーキング博士の提言

NHKのコズミック フロントで「ホーキング博士の提言 100年以内に宇宙へ」が放送されました。

「スティーブン ホーキング」は、病気のため車椅子の生活を強いられているイギリスが世界に誇る物理学者です。

 

彼は、「人工ウィルス」「軍拡と核」「地球温暖化」「AI(人工知能)の暴走」等が人類を危機に直面させていると訴えています。これらの危機による人類の滅亡を避けるため、人類は100年以内に他の移住可能な星に旅立つと予測しています。

 

夢のような話ですが、天才物理学者が話すと説得力があります。

よく言われる大隕石の衝突のような天変地異は、1,000年先までに起こる確率は極めて低いと言っていますので、残念ながら直面する危機は人類が自ら作ったものばかりのようです。

 

第二の地球を求め人類は長い宇宙への旅に出発!まるで「宇宙戦艦ヤマト」の旅のようですが、100年以内にそのような事が実現するというのは心踊る夢のような話です。

 

しかし、「フッ」と以前観た「インディペンデンス・デイ」というアメリカ映画を思い出しました。

宇宙人来襲といった映画ですが、アメリカ大統領が宇宙人の目的を語った「まるでイナゴだ、惑星から惑星へ群れをなして渡り歩くんだ、資源を全て食い尽したら次に移動する、次は地球だ」というセリフを思い出しました。

 

地球温暖化」を初めとして、自らが招いた災いと言って良い多くの課題が山積しています。「人間がつくった事象は人間の手で解決出来るのでは?」と単純に思ったりしますが、人の「業(欲)」は限りなく深いようです。

 

間違っても人類が「イナゴ」にならないようにと願うのみです。