堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

心斎橋界隈

今日、久し振りにミナミの繁華街「心斎橋」に行って来ました。

難波から戎橋筋心斎橋筋、と歩いて本町まで30~40分位です。

 

勤めていた頃は難波や心斎橋界隈でよく仲間と飲み歩いたものですが、退職してからはとんと行くことが無くなった街です。

 

本町で家内と待ち合わせをして、ちょっとした用事を済ませた後、今度は難波に向かって心斎橋筋を南下していきます。(結局往復しました。)

金曜日の夜なので通りは人、人、人、田舎者は人に酔ってしまいそうです。

道頓堀の橋の上では観光客の方々が、片手を上に伸ばしてスマートフォンで街並みを撮影されています。

リバウンド効果かな?道行く人々の中に多くの外国の方が居られるようです。聴こえてくる言葉も様々で国際都市という感がします。

 

まるでお上りさんのように二人でキョロキョロしながら歩きます。

商店街はすっかり様変わりして、観光客御用達なのかドラッグストアとブランド物のお店が立ち並んでいます。

 

家内は「わーこの店まだある~」とか「昔この靴屋さんによく来ててん」とか言いながら知っている店を探しています。

「昔から知っているお店がまだあるとホッとする」と言っていました。

 

まるでタイムスリップして未来の街に来た人のようです。

若かりし頃、終電まで飲み歩いた街ですが、変わり過ぎていて今では場違いな街に来てしまったような感覚です。

私達が若い頃も、その前の世代(先輩方)の人達は同じように戸惑っていたのかな?

 

華やかな繁華街にたまに行くのは良いのですが、自分達が住む街の駅に降り立った時には、さすがに正直「ホッ」としました。

住めば都と言いますが、やはり住みなれた場所が一番だと思い知らされます。

 

「便利さを求めて都会へ」も「自然を求めて田舎へ」どちらも無理がありそうな?

都会も田舎もたまに行くから良いものなのかも知れないと思った金曜の夜でした。