堺市の変人

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アンドレア・ボチェッリ

イタリア生まれのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリは不思議な歌手です。

「限りなくオペラに近いポップス歌手」とでもいったら良いのか、レパートリーがクラシックとポップスにまたがっています。

 

実力の程は、三大テノールのひとりルチア-ノ・パヴァロッティの葬儀で歌った事でも、うかがい知る事が出来ます。

CD「THE BEST OF ANDREA BOCELLI」は、ボチェッリのヂュエットが楽しめる私のお気に入りです。

 

よく聴くのは、2曲目の「SOGNO」(夢の香り)、ソロ曲ですが彼の少しハスキーぽい暖かな歌声が堪能出来ます。

圧巻は、15曲目の「THE PRATER」(祈り)、タイタニックの主題歌で有名なセリーヌ・ディオンとのデュエットです。

クラシックとポップスのコラボといった感じですが、共に声量満点!さすがと感じ入ってしまいます。

これ程、迫力があり聴き終った後「フッ」とため息が出るデュエットは他では聴くことが出来ないのでは?

 

このCDのボーナストラックの「SOMOS NOVIOS」(愛の夢)は、なんと「夏川りみ」とのデュエットです。

9曲目で、サラ・ブライトマンと歌っている「TIME TO SAY GOODBYE」は、結婚式でも歌われる曲ですが、世界中でヒットし彼の名が知れ渡る契機となったようです。

 

私なんかは、一般のオペラ歌手が歌う曲は少し堅苦しく感じられますが、盲目の歌手アンドレア・ボチェッリの暖かな歌声を聞くと幸せな気持ちになってしまいます。