堺市の変人

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「ブルース・ブラザース」

アメリカのコメディアン二人が黒いスーツ・ネクタイ・靴・サングラスという恰好で歌い踊る映画「ブルース・ブラザース」は40年近く前に作られたミュージカル(&コメディ)です。最近、テレビで放映されていたので改めて観ました。

 

1980年代のシカゴの街並み、走っている車、演奏される曲・・・、「古き良きアメリカ」という言葉が浮かんで来ました。

ストーリーは単純で、展開はハチャメチャといった感が有りますが、ちょっと得をしたような気になります。

 

音楽に力があるせいか観ていて飽きません!聴いていても飽きません!

主役のジョン・ベル―シとダン・エイクロイドが上手く味を出しています。

共演も「ファンクの帝王のジェームス・ブラウン」「クイーン オブ ソウルのアレサ・フランクリン」「ソウルの神様、レイ・チャールズ」、帝王・女王・神様の揃い踏みですので、知らぬ間に音楽に聴き入ってしまいます。

 

映像を観ていても、作った楽しさでは無く出演者が「心底楽しんでいる様」が伝わってきます。

ベル―シとエイクロイドは、この映画の2年前には既に「ブルース・ブラザーズ」というバンドを結成し、R&B,ブルース、ソウル・ミュージックやロックをやっていたそうです。役を地でいく彼らの演技が光っているのも当然です。

 

スーツにネクタイで歌い踊る一昔前のスタイルですが、意外と挌好良かったです。