堺市の変人

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「ホームにて」

故郷を想う気持ちを歌ったうたの代表は「ふるさと」、名曲中の名曲ですので誰もが一度は口ずさんだ事があると思います。

五木ひろしの「ふるさと」、これも故郷を想う心情をストレートに歌い上げた演歌の名曲です。私も好きな歌ですので良く歌ったものでした。

 

中島みゆきの「ホームにて」は、40年前に作られた歌ですが、望郷の思いは激しい位に強いものを感じます。

バラード調で優しい気持ちで聴ける歌ですが、よくよく歌詞を見てみると、帰りたくても帰れない!といった苦しさを伴うような「望郷」の思いが歌い上げられています。

 

中島みゆきがこの曲を作ったのが25歳とは驚きです。私なんか、じっくり歌詞を読んでも「これで良いのかな?」と自信がないまま自分なりに解釈しています。

 

都会の駅の駅長が、街なかに叫ぶ?

かざり荷物って?

汽車に乗れずホームを走っている?

叩き続けた窓ガラスはどの窓?

私の頭では理解出来ないまま、口ずさんでしまう不思議な歌です。

 

「ホームにて」の2年前に彼女が作った「時代」、これも若い女性が作ったとは思えない歌詞です。

深みのある歌詞ゆえ、60歳を越えても心に響いてくる「歌力」を感じてしまいます。

 

ネオンライトでは燃やせない(無くせない)ふるさと行きの乗車券!

田舎者の私には、しみじみと心に伝わってくる歌詞です。