「木綿のハンカチーフ」
64歳のオッサンが「木綿のハンカチーフ」なんて全く似合いませんが、太田裕美が歌うこの曲は、ついつい口ずさんでしまいますので「名曲」には違い無いようです。
私が二十歳過ぎの歌ですから、もう40年以上前の歌です。
東京?に出た男が、田舎に残した彼女を忘れていく心の変化が短い言葉で上手く表現されているのには驚いてしまいます。
残された彼女の純真さが限りなく女心をくすぐるようで、テレビで聴衆が涙を流していました。
この歌を聞くと、「誰々さんもも同じような事しよったな!」と、いつも親戚の話になってしまいます。
何処にも薄情な男が居るようです。
しかし、考えてみると今時、男の帰りをひたすら待ち続けるような女性は少ないのでは?
いや、絶対に居ません!
よく戦争映画で戦役から帰ったら、彼女は他人の妻だった。というのが一般的なようです。
でも「木綿のハンカチーフ」は、「今時そんな奴は居ない!」と思いながらも、ついつい口ずさんでしまいます。
時代を越えて歌い続けられる名曲というのは、いつ聴いても歌心が伝わって来ます!