私は「45年は穿いてます。」
NHKの美の壺で「ニッポンのデニム」という番組を放送していました。
元々ジーパン好きの性分ですので、興味深く最後まで観てしまいました。
驚くことに、今では「スーツ」や「着物」なんかもデニム生地というのが有るらしいです。
デニムでスーツ?少しばかり違和感が有りますが、映像を見ると上品な正統派スーツといった感じで驚きました。着物も然りです。
調べてみましたら値段もそんなに高く無く、現役時代なら一着はと思ってしまいます。
(今はスーツを着る機会がとんと無くなりました。)
ジーンズの町「児島」(岡山県)で600本のジーンズを集めている人が紹介されていましたが、「ジーンズは着ているうちに味が出て来る!」という言葉に、私も「我が意を得たり!」と共感を覚えました。
買う時点で味が有るのは邪道との思いが更に強くなったような気がします。(年寄りの意固地さです!)
このオヤジ、古いものでは35年はいているジーンズを紹介して、使い込んだ風合いを自慢しているようでしたが、私が「35年も穿いているのは凄いな!」感心していると、家内から「あんたも40年以上穿いてるのと違う?」との言葉が返って来ました。
よくよく考えてみると、10代でジーンズを穿き始めたら、50年という事になってしまいますが、残っているので一番古いものは「Lee」のジーンズです。
20代で買った物ですから、もう40年以上になります。なんと今でも現役です。
改めて自分の歳を痛感した一コマでした。