堺市の変人

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栗ご飯

美味しい「栗ご飯」を頂きました。

さっそく、「胡麻塩」を買って、家内と義母の三人でたらふく食べました。

 

大きな栗がたっぷり入った、それはそれは美味しいご飯でしたが、「胡麻塩」が美味しさを更に引き立てているようです。

栗と一緒に炊いたご飯、ただそれだけの素朴な味ですが、こういう料理を食べていると、「日本人に生まれて良かった」とつくづく思います。

 

外国だったら、これにバターを加えたりガーリックやサフランなんかで味付けし炒めるというように、もうひと手間加えるような気がしますが、私にとっては栗と米の味がしっかり味わえる素朴な「栗ご飯」が最高です!

 

海外、特にアメリカの食卓では、当然、ステーキやハンバーグなんかが食卓に並ぶようですが、グレイビーソースならまだしも、市販のステーキソースやハンバーグソースをかけて食べられているようです。

ハワイのスーパーでも、そのようなソースがずらりと並んでいて、どれを買って良いか迷ってしまいます。

でも、私の感覚では、美味しい肉にソースをたっぷりというのは、少しもったいないような気がしてなりません。

少しだけ醤油を垂らしたり、一つまみの塩を振りかけて食べる方が肉の味がしっかり味わえるような気がします。

美味しい蕎麦屋さんでも、蕎麦と一緒に「塩」が出て来る事が有ります。初めに少しの塩で蕎麦の味を味わって下さいという、お店の自信からの事でしょう。

 

「栗ご飯」を初め、「豆ご飯」「タケノコご飯」「牡蠣ご飯」「キノコご飯」・・・

季節毎に美味しいご飯がありますが、全てが直球勝負で素材の味を競っています。

 

四季のはっきりしている日本は、変化に富んだ食材に恵まれているようです。

「豆腐」は豆の味が命、「ゆで蛸」は噛んで甘みの有る物、「しらす」は磯の香り・・・と、何かとウンチクの多い日本人ですが、そのちょっとした拘りが「日本料理」を育てた原点かも知れません。