堺市の変人

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「消滅可能性都市」

以前、NHKスペシャルで「縮小ニッポンの衝撃」という内容の報道番組が放送されていました。

 

まさしく「衝撃」です。

 

日本の総人口が歴史上初めて減少に転じた、2016年の国勢調査は人口減少の節目であったとされています。

全国の8割以上の自治体で既に人口減少が始まっているようです。

 

明治維新(1868年)の3,400万人から、2010年には、ピークの12,806万人に達した人口が、急激な下り坂に差し掛かっているといった所でしょうか?

 

国の人口予想では、50年先には日本の総人口は三分の二に、100年先には半分以下に減少するといった予想がなされています。

こうなると、人口が減少し無くなってしまう市町村も出て来そうです。

 

驚くべき事に、「日本創成会議」(座長 増田寛也総務省)が発表した「消滅可能性都市」に東京都の豊島区の名が挙がっています。

「消滅可能性都市」は、2010年から30年間で20~39歳の女性人口の減少率が50%と越える市町村がリストアップされているものですが、仕事で働く人や訪れる人はいても、肝心の居住者が限りなく「ゼロ」に近付いていく都市を指しています。

若者に人気の池袋を抱える豊島区も例外では無いようです。

 

大阪では、大阪市中央区を初め14の市区町村が「消滅可能性都市」に挙がっています。

ポイントは、失礼な言い方かも知れませんが出産可能な女性人口のようです。

 

地域活性化と言えば、商業施設・大企業の誘致といった手法が一般的ですが、20~39歳の女性人口の減少を最小限にする施策が無いと、知らぬ間に「消滅可能性都市」になりかねません!

 

残念ながら男性人口は全く関係ないようです!?