堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

心地よい「褒め言葉」

お酒を飲むと「誰々さんは・・・」という人の話題になる事が良く有ります。振り返ってみると、やはり「悪口」の方が多かったようです。

 

「人の苦労は蜜の味」なんて言葉もあるように、自分が人より下に思える「褒め言葉」より、ちょっぴり優越感を味わえる「悪口」の方がどうしても心地よく感じるようです。

 

人間の脳はそのように出来ているといった研究結果も有るようですので、少し私も救われた気になります。

 

ご多分に洩れず私も「人の噂話」なんかを肴にお酒を飲んでいた輩ですのでお恥ずかしい限りです。

 

しかし、よくよく考えると人の悪口を言っているのを聞いた事の無い人が私の周りにも居たなと思い出しました。(遅すぎる!)

 

家内と話をしていても、「あの人から人の悪口を聞いた事が無いな」「あの人は何時も上司の悪口を言っている」「あの上司はよそでは何時も部下の事を褒めている」なんて話になるのですが、「悪口」を言わない人は確かに居ます。

 

あまり「悪口」が続くと、つい無愛想になり、つっけんどうな素振り、これが元で夫婦喧嘩といった事も!

 

「悪口」を言わない人と飲む酒は心地良いものです。

まして「何時も誰かを褒めている」ような人に出会った時なんかは、「瞬間よ止まれ、汝はいかにも美しい」(ファウスト)といった気になるかも知れません。