堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

グアム沖にミサイル4発!

 とんでも無いニュースが飛び込んで来ました。

 北朝鮮が、中距離弾道ミサイル「火星12」4基を米領グアム沖合に発射の準備を今月半ばまでに完了すると報じました。

 これは、戦線布告とまでは行かないまでも、限りなく戦線布告に近い大変危険な行為です。

 北朝鮮は、諸国(特に米国)に軍事的圧力をかけ、歩み寄りを求める事が目的のようですが、銃で人を脅すような行為は危険過ぎます。

 しかし、今、交渉の切り札が軍事力による威嚇しかない北朝鮮が、何の進展(米国等の歩み寄り)が無いまま、ミサイル発射を思い止まる可能性は低いように思われてなりません。

 度重なる経済制裁で、経済が疲弊し国民の不満が高まっている事が十分に予想されますが、北朝鮮は権力の集中と軍事力の高揚で「強い北朝鮮」を演出し、どうにか国体を保ってきたように思われます。

 片や米国のトランプ大統領は、今回の北朝鮮の威嚇に対し「世界が見たことのないような炎と激怒」で対抗すると応じています。

 大統領就任以来、「強いアメリカ」を訴えてきたトランプ大統領の今日までの対応を見ると、今回のミサイル発射予告に対し、必要以上に「強い大統領」を演出しようとすると事は大変になります。

 時間は余り有りませんが、中国・ロシアに戦争回避に向けての早急な対応を促すしかないのかな?そんな思いがしてなりません!

 世界の一員として、少しでも北朝鮮に影響力の有る中国・ロシアには、戦争回避に向けて行動する義務が有るはずです。

 もし、軍隊の直接行動(戦争)なんかになれば、北朝鮮・米国・韓国・日本だけでなく、中国・ロシアは当然の事ながら、全世界(人類)の敗北となる事必死です。

 自国の利益どうのこうのと言っている時期は過ぎています。

 二回の世界大戦という大きな犠牲を払っても、人類は戦争を回避するシステムを構築出来なかった証にならないよう祈るばかりです。