堺市の変人

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ハワイの盆踊り

 この前の週末辺りから近辺の小学校で夏祭りが開催されはじめました。

 プロ?らしき歌手が来て炭坑節などを歌っている声が聞こえてきます。

 盆踊りと言えば、以前ハワイ島に行った折に「盆踊り」に連れて行って貰いました。

ハワイで盆踊り?と思いましたが誘ってくれた友人曰く「7月には毎年開催されています。」

「では行ってみましょう」と連れて行ってくれたのが、昔から日本人移民が沢山住んでいたと思われる地域のお寺さんでした。

 寺の境内には櫓が組まれ、提灯で飾り付けられており、全く日本の盆踊り会場そのものです。

 でも、踊っている人はさまざまで、もちろん一目で日系の人だと分かる方々も多いのですが、日系でも三世、四世の人となると、青い目に金髪なんて当たり前ですので、色んな人種の人が輪になって踊っているように見えました。

 流されている音楽は定番の盆踊りソング(炭坑節や河内音頭など)だけでなく、日本の演歌や、はてはチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」までジャンルが広いのです。

 踊りの輪の人々は浴衣を着た踊り上手のおば様から、普通の服装の人まで老若男女入り乱れています。

 浴衣のおば様方は振り付けも完璧で上手なのですが、飛び入り参加で振り付けもままならぬ人達も見様見真似で楽しそうに踊っているのです。

 ですので、私達も輪に入って踊ってみました。

 踊りの上手な人の振り付けを見様見真似で踊ってみるとこれが案外楽しい!

 会場の隅では「餡もち」が配られ、檀家さん達の出している出店でジュースが販売されています。

 ある意味、私が住んでいる新興住宅地の夏祭りより、余程「盆踊り」がハワイの人達の生活に密着しているように見えました。

 「自分達のルーツは日本である」という日系の方々の「誇り」のようなものを感じる祭りでした。

 それにしても「待ちに待った盆踊り」という思いが溢れる笑顔から感じられました。