どいつもこいつも!
7月中ごろ、3ヶ月間預っていた保護犬の里親さんが決まりました.
やはり3ヶ月も一緒に暮らしていると情が移ってしまい決まった時には家内は泣いていました。(何時もの事ですが!)
事ある毎に「あの犬今頃どうしてるかな~?」と言いだす家内を相手に、ついつい思い出話に花が咲く事もあります。
その犬は柴犬の雌、ろくな食べ物も貰えてなかったのか、やせ細って毛並みの悪い子でしたが、顔は「美人顔」、我が家の凡犬のマズルが短いタヌキ顔とは一線を画しています。
その上、人懐こくて明るくて、お散歩中にすれ違う人にまで愛想を振りまく人気者でした。
ある日、その子を散歩に連れて行く時の事です。
家内が凡犬、私が預り犬を抱いてエレベーターに乗っていました。(マンションの規約でマンション内ではペットは抱っこして移動となっています。)
そして私と家内の二人と二匹しか乗っていないエレベーターの中に「ぶぅぅぅぅぅ~」と間延びしたオナラの音が響き渡ったのです。
私と家内はお互い相手がオナラを致したのだろうと顔を見合わせていました。
「僕(私)を疑っている?」お互いが疑いの目です。私も思わず首を横に振っていました。
では誰が?!まさか?!
そう、犯人、いや犯犬は私が抱いている預り犬でした。
すました顔して抱っこされている美人犬、その後お腹も「きゅるるるるる~」と鳴らしていて、家内と二人で大笑いしたものです。
そういえば、20年位前に飼っていた猫の「ハナ」
ハナは野生が強く高い所に登りたがりました。(猫の典型的な習性です。)
ですから冷蔵庫の上はハナのお気に入りの場所、何時も上から自分の縄張りを見下ろしていました。
ある日、家内と二人リビングで寛いでいると突然ガス警報器が「ピーピー」と発報!
ですが料理はもちろんしておりませんし煙草も吸っていません。
びっくりしてキッチンを見ると、冷蔵庫の上にハナの姿、その上にガス警報器が・・・
オナラでガス警報機が鳴る事を初めて知りました。
動物は時として私達に思わぬ笑いを届けてくれます。
何をやっても笑いで済まされる羨ましい存在です。