出雲大社分院に行ってきました
今日は義父の「十年祭」でした。
仏教では七回忌の後は十三回忌ですが、大社教では七年祭の次は十年祭、二十年祭となるようです。
島根県出身の義父は「大社教(出雲大社)」ですが、「四国八十八ヶ所」「西国三十三ヵ所」を巡り大変喜んでいたようで、葬儀の時も亡父が回った巡礼の掛け軸を飾ってくれと神主さんに困ったお願いをするといった具合でした。
何時もは、家で行っていました祭事を今回は初めて分院でという事になり朝から出雲大社分院に出かけました。
分院は東住吉区ですので、車で30分!
持って行くのはお供えのみですので、家でする事を思うと格段に楽です。
私も、2年先には父の「十三回忌」が有りますが、真宗でもお寺さんで出来るかな?と思ってしまいました。
祭事は30~40分、「アッ」と言う間に終わってしまいました。
大社教の祭事は、仏教と比べると簡素な気がします。
まず目に入ったのが、神主さんが座る「座布団?」!
薄い畳のような座布団です。仏教と比べると大変簡素で私の目には好ましく映りました。
「万物に神々が宿る」「八百万の神」という言葉からも日本の「神道」の心が窺えますが、仏教と違い祭壇なんかも白木が中心で清廉さが際立っています。
仏教の「地獄と極楽」という世界観とは大分違っていましたが、古来の信仰の良さを少し感じました。
親父の十三回忌は絶対にお寺さんでやるぞ!(出来るのかな?)