堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

アーバンリゾート

 「職場の人に家を選ぶ時に最も重視したのはなんですか?」と家内が職場の人に聞かれた事があったようです。家内は、すかさず「リゾート感です!」と答えたたそうですが、相手には全く分かって貰えなかったようで翌日も又同じ事を聞かれたみたいです。

 家を買う時、普通なら「駅が近い」「買い物が便利」「学校が近い」「部屋数」なんかが一般的な要件でしょうが家内は「リゾート性」が最も重要だったようです。

 家内の考える「リゾート性」とは、休日にベランダで寛げるか否かというところらしいです。ボンボンベッド(本当はハンモックが理想らしいですが)に寝転がって本を読んだり、ちょっとおしゃれなテーブルクロスを掛けたガーデンテーブルでお茶を飲んだりとか出来る事だそうです。

 私も勤めていた時には家と職場の往復で、寝ている時間を除けば家に居る時間は4~5時間といった毎日が続いていました。しかし、休みの日に公園の緑を眺めながらのティータイムなんかは、さすがに落ち着いた気持ちになりました。(今は毎日が休日のようなものですが・・)

 毎日、仕事に追われている時には、そんなに感じなかったちょっとした緑の風景も、歳を重ねるにつれ、しみじみと大切なものに感じられます。自宅の窓から見えるちょっとした緑の風景が生活に「ゆとり」を与えてくれているようです。

 もし、自宅の窓から全く「緑の木々」なんかが見えなくなったら何と寂しい事でしょうか!この事に関しては、家内の見立てに脱帽といったところです。

 まあ、実際に家内の家(名義)ですから、私は何時まで経っても「居候」といったところです。