堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

一時預りの定め

 今、預っているワンコが6月27日に脚の手術のため、保護主さんの所に一旦帰っていたのですが、本日になって突然携帯がなりました。

 「9日に戻って行く予定でしたが、里親さんが見つかりそうです。未だトライアル(お試し期間)の日程は決まっていませんが、トライアルに向けて準備をしていきますので、もう其方には帰りません。」という嬉しい連絡でした。

 順調にトライアルが終わり、新しい家での生活のスタートを祈るのみです。

 しかし、家内が泣いています。「可愛い子やったな!」「家の子にしても良いくらいやった!」・・・とグチュグチュ言っています。このワンコは3ヶ月家に居ましたので「情」が移ったのでしょう。「3ヶ月も家に居てたらアカンわ!」「ちょっとショック!」と未練たらしい言葉が出て来ます。

 私は「ワンコが幸せになるから喜ばなアカン!」と慰めになるかどうか分からない言葉を返すのみです。長く預っていたワンコの里親が決まった時には、毎回、このような事の繰り返しですが、これは「一時預かりの定め」です。

 正式に里親が決まれば、また、新しい保護犬が配属されます。私達が一時預かりしている保護団体は、保健所で殺処分の対象になったワンコを引き出していますので、これで、また一つの命が救われた事は間違いありません。

 里親に行ったワンコが幸せになり、可愛がられている事を願うのみです。