堺市の変人

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潜水艦もの

 最近テレビで、潜水艦映画「眼下の敵」をやっていました。60年前の映画ですが、さすがアカデミー賞(最優秀特殊効果賞)作品だけあって見応えが有りました。

 駆逐艦(米軍)と潜水艦(ドイツ軍)の艦長が、海上と海中でギリギリの駆け引きをしていますが、時間の経過と共に敵対心を超えそれぞれを認め合うと言ったいかにもアメリカ的な映画です。アメリカと西ドイツの共作ですが、クルト・ユルゲンス(潜水艦艦長)の演技がアメリカ的な中にドイツのスパイスを加味しているようで、より現実感が加わっているような気がします。

 潜水艦ものといえば、「眼下の敵」以外にも「深く静かに潜航せよ」「K-19」「レッド・オクトーバーを追え」「クリムゾン・タイド」「U-571」なんかが有名ですが、「U・ボート」は外せません!

 36年も前に西ドイツで作られた映画ですが人物描写やリアルな映像は特筆物です。ユルゲン・プロホノフ(艦長)を含め10名を超える搭乗員の人物描写を見ていると、戦争という生死を賭けた厳しい潜水艦に搭乗しているのは、超人ではなく私達と同じ普通の人間だという事を思い知らされます。

 時間の経過と共に、男たちの髭も伸び汚くなっていく様はリアルそのものです。簡単に浮上出来ない状況では水も十分に使えませから当然と言えば当然ですが、空気まで汚くなっていくような現実が鮮やかに映し出されています。同じ汚さ(厳しさ)も最近の映画は、汚さを表現しきれていないような気がします。

 潜水艦物では「U・ボート」を超える作品はもう出てこないような気がします。

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