堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

大阪のおばちゃんはインターナショナル

 家内の母は80歳にして「大阪のおばちゃん」を地でいく人です。知らない人と話すことなんてヘッチャラ!

 以前家内と一緒にバーゲンに行った時、試着室の前で順番を待っていたら先に入っていた方が少し離れて鏡を見ようと試着した服を着て出てこられたそうです。鏡で確認した後、もう一度、今度は同じ服の色違いを試着。(どちらにしようかな?)

 それをじっと見ていた義母は「奥さん、先に着てはった色のほうが良く似合ってましたわ」と声をかけると試着してた方は1人で来ておられたみたいで、義母の一言で先に着てた色に決められたみたいです。(家内から見れば信じられない行動だったようです。)

 こんな感じで誰にでも喋りかける義母ですから友達もとても多いです。(私なんかは羨ましい限りです。)

 そんな義母は、ハワイでも「大阪のおばちゃん」全開でした。

 アラモアナのデパートでデニムのジャケットを鏡の前で試着していましたところ、通りがかった地元の女性(もちろん英語を話すアメリカのご婦人です)が義母に向かって「GOOD」!それに大阪弁で「ほんまに?似合ってる?」答える義母、そしてご婦人は英語で「??????」、義母は「じゃあこれにするわー」と決めたみたいですが、ご婦人はにっこり微笑みその場を去って行ったそうです。たとえ英語は理解できなくてもおばちゃんスピリッツは同じ!気持ちは十分通じたようです。(言葉の壁を軽く超えていく「大阪のおばちゃん」に驚くばかりです。)

 「そういえば」と大阪のおばちゃんの二代目(家内)が思い当たったようですが、これまた以前、ハワイのデパートで家内が母へのお土産のシャツを購入しようとレジに並んでいたところ、前に並んでいた女性に「いいシャツね(Good Shirt)」と気さくに話しかけられたそうです。「母へのプレゼントです。(My Mother Gift)」と単語を並べて答えると「まぁ、それはいいわね!お母さん喜ぶわよ!」というような事を言われたそうです。

 ハワイの人たちはとてもフレンドリーですが、大阪のおばちゃんとアメリカのおばちゃん!なんとなく共通項は多そうです。

 インターナショナルな「大阪のおばちゃん」でした。