堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

チョット びっくり!

 1年振りに再会したハワイの友人と一昨日は思い出話に花を咲かせました。今までの笑い話や此れからのアドベンチャーなんかを時間の過ぎるのも忘れ語り合っていたのですが、広島出身の彼女は以外にも我が家の「おでん(関東だき)」(カントダキ?)に大感激、「目から鱗」とか「おでんはダシで食べるものだったんですね」と大いに褒めて頂きました。ご主人は東京出身ですので、関西の薄味のおでんは初めてだったようです。(因みにおでんの製作者は家内のお袋です。)

 話を聞いていて何時も思う事ですが、ハワイ、特にハワイ島(ハワイの田舎)の人たちの生活は日常とレジャーの距離がほとんど無いようです。出勤の前に海に出る人も居られるようですが、彼女も休みの日は椅子と本を持って砂浜でゆっくりといった具合で羨ましい限りです。

 しかし、彼女も人の子「年を取ったら日本に帰ろうかな」なんて事を言っていました。理由を聞くと、ハワイ(アメリカ?)にも老人施設があるのですが全くお金が無いか相当のお金持ち以外の入所は難しいようです。

 日本で言う「特養」に入る場合に必要なお金は、一月120万円(一年では無いです!)、デイサービスは、これも一月40万円が相場らしいです。反対に無一文になれば政府の補助かなにかで入所は可能という事でした。無一文か特権階級にだけ開かれた窓みたいなものです。

 今は永住許可でハワイに住んでいる彼女ですが、初めて「日本国籍」を捨てたがらない理由が分かったような気がしました。

 日本人には当たり前の「日本国籍」も、外国に住んでいる人から見れば羨ましい限りという事らしいです。「チョット びっくり!」しました。