堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

お見舞い

 月に2回、少なくとも1回は必ず行こうと決めているお見舞いがあります。親戚に当たる方ですが若い頃何かとお世話になりましたので、私なんかでも喜んで頂けるならと思い通っています。

 怪我や治る病気のお見舞いなら少し気が楽なのですが、歳をとって「体」と「心」が老いていくとなると、お見舞いの帰りは神妙な気持ちになってしまいます。将来の自分の姿を見ているようで「生きるってなに?」「人生の価値は?」なんて言葉が頭の中をクルクル回ってしまいます。若い頃は、人並みに徹夜で友と人生を語り合うという事もしましたが、結局答えは未だに見つかっていないようです。

 天下を極めた太閤さんでさえ、「露と落ち露と消えにし我が身かな難波のことは夢のまた夢」という言葉を残しています。なんと人の世は儚いものか?そらそうです!地球誕生から今までを1年としたら当然、地球誕生は1月1日午前0時、それでは人(ホモサピエンス)はというと、1年の終わり、大晦日の午後11時30分過ぎ、産業革命は午後11時59分58秒、なんと除夜の鐘の2秒前です。新年の30~40秒後には環境破壊と氷河期の到来により人類滅亡となっています。人類の歴史は一瞬ですが恐竜は2週間近くも繁栄していますから大したものです。(地球カレンダーより)

 小さな事で右往左往している自分がバカみたいです。