「やりやがった!」
連休も終わり、家内は何時も通り早くから出勤です。
私は、家内が出た後、コーヒーとパンで朝食を終え、凡犬を連れ1時間程の散歩に出掛けました。
この季節になると朝の散歩は気持ちの良いものです。ワンコを座らせ公園のベンチで煙草を一服、朝刊を買って家に戻りました。
預り犬は、日曜に避妊手術をしたばかりですので、大事をとって外出は控えています。
我が家の凡犬が以前に避妊手術をした時には、意気消沈!2~3日は大変大人しかったのを覚えていますが、ちび介はもう部屋の中で「ハッチャケ」ています。
多分、走らせても大丈夫な気がしますが、預り犬ですので抜糸まで慎重にいくつもりです。
散歩中は、バリケンに入れておきましたので帰って部屋に出しました。
既に家に馴れていますので、それは嬉しそうに出て来ます。
チビ助は、オシッコもウンチも必ずシートの上でしていましたので安心していました。
PCでの作業も一段落、少し熱くなってきましたのでエアコンの温度を下げようとリモコンを取りに行って、「ふっ」と寝室をみるとチビ助が家内の布団の上で大人しく伏せています。
しかし、布団の上に黒い塊が!「大変だ!」
幸い硬めのウンチでしたので綺麗にとれましたが、隣に黄色い染みが!
シーツにしっかりオシッコもしていました。
消臭剤をたっぷり吹きかけキッチンペーパーで拭き取りましたが、念のためシーツをめくってみると、下のマットにもたっぷりとオシッコが染みています。
厚めの低反発マットですが、洗うしか手がありません。
風呂場で部分洗いをしてバルコニーの手すりに干したのですが、夜までに乾くか不安です。
寝室のドアを閉めておくべきでした。
私の布団ではなく、家内の布団でしたのが不幸中の幸いといったところです。
魚離れ
今日、近所のスーパーで買った商品を袋詰めしている時の事です。
隣のテーブルで30代位の男性と、そのお母さんと思われる女性が話しておられるのが聞こえてきました。
男性「一生懸命働いて、家に帰って来て晩御飯のおかずが魚やったらテンション下がりまくるわ」、と言う会話が聞こえて来ました。
お母さんは「ふんふん」と聞いておられるだけでしたが、やはり今の若い方は「肉!!」なのだなぁと改めて思いました。
そう言えば先日干物を購入した清水港の久保田商店のおやっさんも「干物が売れなくなった、隣の沼津は干物で有名な所で干物を製造している業者さんも多かったが、全盛期の半分位になっている。そのくらい干物が売れない、私ところも何時までやってられるかわかりません」とぼやいておられました。
その久保田商店で購入した干物、先日から毎晩のように食卓にあがっています。
旅行から帰ったその日に「さば」、翌日「金目鯛」、翌々日「大アジ」、一日とばして本日「さんま」とほぼ毎日魚の干物続きです。
今日食べた「さんまの醤油干」、初めての味ですがなかなか美味しい干物です。
家内は塩干しよりも醤油干しのほうが美味しいと気に入ったようです。
でも「やっぱりサバが一番美味しかった」との事(家内はサバが大好きです)、でも私はやはり「金目鯛」が一番美味しかったです。
白身の魚のほうがあっさりしているからなんでしょうか、やはり歳ですね!
しかし、こうやってほぼ毎日のように干物を食べていても全く飽きることはありません。
たとえば、一日目「サーロインステーキ」、二日目「フィレステーキ」、三日目「Tボーンステーキ」が晩御飯のおかずだったらどうでしょう?
私は無理です、二日目で音を上げると思います。
でも魚だったら毎日でもOK,やはり魚は日本人の味覚に合った食べ物のようです。
歳だから「肉より魚」なのかな・・・
魚は刺身として生で食べたり、塩をして焼いたり、干して干物、煮て煮物と色々な食べ方が出来、それぞれに美味しい物です。
肉好きな方には「肉だって色んな食べ方ができる!」と言われそうですが、少なくとも肉を干しておかずにする事はないのでは?
若者の魚離れとか言われますが、周りが海に囲まれている国ですから、もっと魚を食べて欲しいと思います。魚に関しては日本ほど多彩な食べ方をする国は少ないような気がします。世界に誇れる「魚文化」、大切にしたいです。
ただ、魚の漁獲量が年々減少し、肉に比べて意外と高く付くというのも否めません。
こんなところにも気候変動の影響が出てきているのかと思うと少し複雑な気持ちになってしまいます。
預り犬のおかげ
今日は、預り犬の避妊手術の付き添いで豊中市まで行ってきました。
近くの動物病院でも可能なのですが、預り犬は保護団体掛かり付けの獣医さんでやって貰っています。(預り犬は少し安くして貰っているようです。)
午前中に連れて来て下さいということでしたので、11時頃に動物病院に行ったのですが、手術が終わっても麻酔が醒めるまで連れて帰れません。
目安の時間を聞くと、午後4時以降という事でした。
5時間も有ります。
それではと一時間位で行ける「三井アウトレット マリンピア神戸」に行く事にしました。
目的は「リーバイスのヴィンテージ クロージング」、1947年のジーパンの定番501を復刻したものです。
以前に、三田や御殿場のアウトレットでも探したのですが、ダメージ加工の少ない物が見付かりませんでした。
マリンピアは三田や御殿場よりも規模が小さいですので、余り期待していませんでしたが、「有りました!」驚きです。
定価で3万円もしますので、3分の1以下のアウトレット価格は魅力的です。(定価で買った事は有りません。)
お店の人と話をしていると、ここのアウトレット店はヴィンテージの品揃えが他店よりも多いとの事でした。
以前、三田で同じく復刻版のヴィンテージの501Z、御殿場で505を買い求めていたのですが、なんと、マリンピアのリーバイスでは3品買うと一番安価なアイティムがタダ(0円)です。
これを聞いた家内は、「それならこの店で3本買ったら良かったのに!」と不満たらたらです。
でも、この店に最初に来ていたら、きっと今回買った47年501の復刻版しか買わ無かった気がしますので、3本で1本ただというのは、どう考えても無理があります。
預り犬のお陰で、以前から気になっていた501を買って貰えました。
ワンコに感謝!今は手術が終わりバリケンで寝ていますが、元気になったら少しだけ優しくしてあげねばと思っています。
家内は「大損した!」と怒っていますが!
えびせんべいの里
東に向かって車で旅行に行く時、必ず寄るお店があります。それはサービスエリアにある「えびせんべいの里」、家内は此処の「えびせん」が大好きで必ず買って帰ります。
私は、味が濃いような気がして「うーん?」な感じなのですが、家内の職場の皆さんも「えびせんべいの里」が大好きなようです。
東方面に行った時のお土産は必ず「えびせん」!
信州に行こうが、伊豆に行こうがとにかく「えびせん」!
「お土産、何にしようかと考えなくていいから楽」と家内は言っています。
確かにお土産を考えるのは、時に面倒なものですが、何処に行っても「えびせん」というのも何だか情緒が無いような気もします。
このお店、最初に目についたのが名神高速の「多賀サービスエリア」の下り線側のサービスエリアに入った時です。
「何のお店かな~?」と思って入ったところ、店内一杯に様々なえびせんの袋が陳列されており、それぞれに試食品が置いてあり、ついつい食べてしまいます。
そんな中で家内のお気に入りは「えびせんいろいろ」、その名のとおり一袋に色んなえびせんが入っています。
一袋で色んな味が楽しめますので、迷ったらこれです。(一袋540円)
通販でも購入でますが、10個パックの商品しか販売していないようです。
先日の旅行では帰りに、何時も買う「刈谷サービスエリア」の店舗で買って帰るつもりでしたが、御殿場プレミアムアウトレットに寄った折、すぐ近くに御殿場店なる店舗が出来ていましたので「ラッキー」と思い此方で購入しました。店舗が増えていっているようです。
今回のお土産は、えびせん二袋とバームクーヘンの切り落とし、訳ありラスクを職場に持って行くようです。
家内は「大阪近辺にもできたらええのにー」と残念そうですが、「近くに無くって良かった」と思うオッサンでした。
伊豆半島旅行記(最終編)
最終日に伊豆から堺までは疲れるというので、途中浜松で一泊して帰りました。(運転は家内一人です。)
浜松と言えば「餃子」、当初は浜松の人気店に昼の予約を入れようと思ったのですが、さすが人気店、電話が全く繋がりません。
仕方なく宿に向かい(宿は浜名湖西岸で浜松市中心部からは少し離れています。)フロントで宿の近くのお勧め餃子店を聞いてみました。
やはり餃子の店を聞かれる事が多いらしく、近くの餃子店を何軒か掲載したチラシの中で一番宿から近い店に決めて出かけました。
店構えは普通の中華料理屋さんといった感じ、近所の人達がふらっと寄るような飾ることのないお店です。
お持ち帰りの焼き餃子が10個入りで490円となかなかリーズナブル、店に入るとお客さんは地元の人っぽい方々ばかりです。
6時半頃に行ったのですが、6卓あるテーブルの内3卓にだけ人が座っているという感じでした。
注文は勿論「餃子」、家内とシェアするので15個入りで750円、それと家内がラーメンも食べたい!と言うので一杯450円の一番シンプルな醤油ラーメンをそれぞれに注文しました。
まずお目当ての餃子が出てきましたので、さっそく食べてみましたところ、これが思っていた以上に美味しかったです。浜松餃子はキャベツの量が多いと聞いていましたので、もっとあっさりした味なのかと思っていたのですが、結構しっかりと肉の味がついています。ニンニクもそんなにきつくなく二人で15個は多いかな?と思っていた私達もラーメン一杯と一緒に余裕で完食できました。
行列必須の人気の店とかでは無く普通の町の中華食堂が、とても美味しい餃子を提供していますので、さすが「浜松」といった感じです。
次回に東方面に旅行する事が有ったら、必ず浜松には立ち寄ろうという気持ちになってしまいました。
今回の旅行は秋雨前線のせいで出発から帰りまでずっと天気が悪く、ほぼ太陽を見る事の無い旅行でした。
助手席に座っている私を「雨男」と決め付け、「あそこに富士山が見えるはずやな」と何度嫌味を言われた事か!
しかし、旅行の目的が「グルメ」(私たちなりのグルメです)だったため、天気が悪くても楽しく過ごせましたし、かえって天気が悪いから人が少なくてラッキーと思えるような旅でした。
家内は石廊崎にも行きたかったようですし、富士山も見たかったようですが(一度も見る事が出来ませんでした)、「また今度来る時のお楽しみや!」と前向きです。(仕事に対してもこのくらい前向きになれば評価も上がるだろうに・・・)
魚の干物(下田の万宝と清水港の久保田商店)、浜松餃子、治一郎のバームクーヘン、箱根ベーカリーのパン、伊東「ル・フィヤ―ジュ」のパン、箱根仙石原「角田屋」のコロッケとハムカツ・・・のプチグルメに満足し帰路に付きました。
翌日、お土産のバームクーヘンの切れ端を義母に渡すとこれが大好評で「〇〇さんと、▽▽さんにあげる」と言って持っていかれ、沢山買ったバームクーヘンは跡形も無くなりました。(アウトレット価格で100グラム100円と格安です。)
久保田商店で買った干物も好評、厚い身のサバが美味しかったようで「もっと買えばよかった」と家内が悔しそうにしていました。(これも大きな半身が200円と格安です。)
「買うのはいいが冷凍庫の整理をしてから買えよ」と思わず呟いてしまいましたが、行く先々で美味しいものを探しながらの旅も楽しいものです。
「治一郎」のアウトレット
旅行からの帰りの道中、静岡県の清水港に寄って干物を買って帰りました。
これまた家内がネットで調べた干物店「久保田商店」、堤防の横を走る道沿いにあるお店(駐車場あります)ですが、なんとも入りにくい店構えです。
「本当にここがお店?」と話していると、中から男性が出迎えてくれました。
ご主人曰く「ここは工場だから品物は並べていません」
「何の干物が要りますか?」
「何がお勧めですか?」
「全部美味しいです。」
「何が有りますか?」
「今有るのは大アジ・鯖・金目鯛・秋刀魚・・・」
とのことでした。
工場直売だけあってお値段も大アジ300円、鯖(半身)200円、秋刀魚200円、金目鯛は大きさによって色々あるようです。
コストパフォーマンスは最高です!
清水の方では秋刀魚を醤油干しにするそうで、塩干し秋刀魚よりもメジャーらしいです。(関西で見かける少し甘いみりん干しより醤油干しが一般的です。)
せっかくですから醤油干しの秋刀魚を含めて全種類買いました。
発泡スチロールの箱に干し魚を入れ、保冷剤にペットボトルを凍らせた氷といった具合で詰めて頂けます。(小アジの丸干し5匹のオマケまで!)
とても親切で気持ちのいいオヤジさんです。
明日の夜に、肉厚の大きなアジを食べるのが今から楽しみです。
魚の干物は、水分が飛んで旨味が凝縮されています。ただ、作るのに手間が掛かりますので、ある意味贅沢な食べ方です。
実際、新鮮な刺身と比べても少し水分を飛ばした干物の方が格段に美味しいように感じられます。(決して目刺しのようにカラカラでは無く、焼いた時にもジューシーさが半端ではありません。)
その後、浜松で東名高速を降り「ヤタローグループ」の工場直売店へ寄りました。
ヤタローグループは、静岡県では有名なパンやスイーツを製造販売している会社、最近全国進出をしている有名な「治一郎のバームクーヘン」はヤタローグループの子会社です。
工場直売店ではその「治一郎のバームクーヘン」の切れ端などのB級品を100グラム100円で販売しています。(バームクーヘンは1人三袋までしか購入できませんが、味は同じです。)
その他にも普段お店で販売しているパンやスイーツ、果物まで格安で販売されていますので一見の価値があります。
家内は嬉々として山のようにバームクーヘンやパンを買い込んでいました。
気の置けない人へのお土産にはピッタリ!らしいです。
しかし、バームクーヘンは良いとしても大量買のパンやスイーツ類をどうするつもりなのか甚だ疑問です。
アウトレットに弱いのは分かりますが、賞味期限が有るのを知っているのかな?
パン屋さん巡り
私はパンが好きです。(惣菜パンでは無くハード系か菓子パンです。)
朝食は何時もパン・コーヒー・目玉焼き・ウィンナー・サラダ・ヨーグルトそれに時々フルーツです。(家内の出勤が早い時はパンとコーヒーだけですが)
今、一番お気に入りのパン屋さんは有馬温泉にある「イーゲル」ですが、旅行などに行った時には、行く先々の美味しいパン屋さんを発掘するのも楽しいものです。
今回は伊東市にある「ル・フィヤージュ」に先ず行きました。
伊東市の別荘地の中にあるパン屋さんです。「本当にこの道合ってる?」といった車一台通るのがやっとという別荘地内の道を通って、やっとこ辿り着いたのですが、海の近くの別荘地とは思えない程の深い緑に囲まれた店でした。
お店の横に車が4台くらい止められる駐車場がありますが、その他に第2駐車場まであるところをみるとかなりの人気店のようです。
小さな店ですが、イートインできるスペースがあり、4人掛けのテーブルが4~5個置いてありました。
翌日の朝食に食べたかったので勿論お持ち帰りです。
小さいカンパーニュとバゲットを買いましたが、カンパーニュは私が大好きな全粒粉!
ホテルでは切る事が出来ないので「スライスして貰えますか?」と聞いたところ、快く応じてもらえました。
スーパーでハムやチーズを買い込んで宿に戻り、朝食に食べるはずが我慢出来ずに夕食に・・・人気店だけあって味は確かでした。
カンパーニュはちゃんと酸っぱ味が有り、小麦の味もしっかりしていました。
ハード系のパンがお好きな方にはおススメです。
二件目は箱根にある「箱根ベーカリー 箱根湯本本店」
ここも箱根湯本の温泉街の中、車がすれ違うのがやっとの狭い道を通って行かなくてはなりません。しかも東海道はクネクネと曲がっています。
家内はブツブツ言いながらも食い気が先にたつのか、嫌がらずに運転しています。
この店ではテレビで紹介されたという「クロワッサン」を始め「メロンパン」「あんぱん」「クリームパン」という定番の菓子パンに加え、私の大好きな「レーズン食パン」を購入、本当はバゲットも欲しかったのですが、旅行で来ていてトースターが無いと言うと、お店の方が「やはりトースターで焼かれたほうが絶対美味しいので、次回にされたほうがいいと思います」と言われたので諦めました。
ここのパンは正統派の菓子パンでどれも外れがありません。
特に「レーズン食パン」は相当なレベルだと思います。
レーズン系のパンはレーズンを多く入れると膨らみにくいにも関わらず、たっぷりレーズンが入っていました。それにレーズンの甘み抑えてあるので甘ったるく無く、とても美味しく感じました。家にすぐ帰るのであればもう一斤欲しかったくらいです。
家内も新しい味に出会えるパン屋さん巡りがとても気に入ったようで、明日の浜松でもパン屋さんを探すと言っています。
旅に出て、「パン屋さん巡り」という楽しみが一つ増えました。