堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

凡猫の膀胱炎

 一日前から我が家の凡猫の様子がおかしい!というのも、しっかりオシッコをしている気配が有りません。(私には分かりませんでしたが・・・)

 おまけに、今使っている猫砂は成分が「シリカゲル」、猫がオシッコをしても固まりません!加えて、吸水性抜群ですのでオシッコをした後、直ぐに手で触っても分からないという厄介者です。

 普段は、臭いの吸収も抜群で重宝していますが、排尿を確認するのには向いていないようです。

 大事に至っては大変と、念のため動物病院に連れて行った結果は「膀胱炎」!取りあえず点滴と注射に加え投薬一週間という診断でした。

 家内は、ちょっとショックだったようです。というのも、以前にもこの凡猫は一度同じ病気をしているのですが、それ以来、この餌をあげていて膀胱炎を再発した猫はいませんと、お医者さん一押しのフード(ヒルズの尿ケア・C/Dマルチケア)をあげていましたし、おやつ(煮干し等)も一切あげず半年位頑張ってきたのに・・・もう打つ手が無いといった顔をしていました。

 診察の時には、当然「餌は何をあげていますか?」「おやつはあげていませんか?」と色々聞かれますが、「最近ストレスになるような事は?」というお医者さんからの質問に、私は最近まで「預り犬」が居たなと思い当たる事を言ったのですが、家内はつかさず「最近この人がずっと家に居る事かな?(私の事です。)」と真面目な顔でお医者さんに言っていました。

 正直、以前私は実家と家を行ったり来たりしていましたが最近、家に居る事が多くなって居ましたので家内にしてみれば、それが凡猫の「ストレス」になっていると確信を持っているようです。

 猫から寄って来る時は良いにしても此方からは絶対に「触らない」「構わない」という事で、どうにか私も家に居られるといった状態です。

 膀胱炎は、間違って尿道が詰まれば腎炎を起こし命に係わるという事ですので、完治まで「我慢」の日々が続きそうです。

 横で家内が「完治まで違うで、ずっとやで!」と言っています。

森友学園問題は終わったのか!?

 国会の閉会中審査を聞いていますと、加計問題に論議が集中しているように感じてしまいます。先に話題となっていた「森友学園問題」は、補助金の不正受給等に争点が移ったようにも見え、肝心の「国有地を不当に安い価格で売却したのでは?」「政治の不当な関与の有無?」については、追及の策が尽きたとの印象を受けます。

 私は、「さすが財務省、官庁の中の官庁は文科省と違い鉄壁の防御だな!」と感じてしまいました。その反面、財務省は私達一般人からは遠く離れた存在のように感じますし、文科省の方が少しは「正義」が残っているように私には感じられます。

 森友問題で国会の答弁に立っていた財務省の理財局長を国税庁長官にという昇進人事に至っては、「政府と財務省をよくぞ守った」といった論功行賞にしか見えません。国会で野党が8億円の値引きの根拠を問うても「適正な時価で処分した」の一点張りで、挙句の果ては「学園などとの交渉記録は破棄した」というお粗末なものです。

 7月11日には豊中市議が、既に提出している財務省近畿財務局の担当者を背任容疑での告発について、徹底調査を求める3500筆の署名を大阪地検特捜部に提出している事からも、森友問題の最も重要な部分である「総理の関与(忖度)」が未解決である事は明らかです。

 安倍内閣の支持率の低下を見ても、いかに多くの国民が政府の対応(答弁)に満足していないかが窺われます。安倍首相は8月初旬に内閣改造を行い、新しい顔ぶれで再スタートを切ろうとしているようですが、疑惑を晴らさずに顔ぶれだけを変えても支持率は上がらないのでは無いでしょうか?

 国民はそんなにバカではありません!

【森友学園問題】豊中市議が背任容疑の捜査徹底を要請 署名約3500筆を大阪地検特捜部に提出 - 産経WEST

www.sankei.com

閉会中審査(加計学園問題)

 衆参両院で、加計問題の真相究明に向けての「閉会中審査」が開催されています。

 「総理の意向で行政の公平性が歪められたのでは?」とマスコミでも大きく取り上げられています。「忖度」という初めて聞く言葉も出て来ました。

 私自身は、政治家の働きかけについては、全て「悪」とは考えていませんが、口利きは「正義」を行い「弱いものを救う」ために許される事であり、政治や行政の公平性を損なってはならないと思います。

 前川前文科省次官が「平成30年4月開校・・、官邸の最高レベルが言っていること・・」等、総理の意向を明らかにした文書の存在を認めていた事に対し、当初、菅官房長官は「全く怪文書みたい・・」と鼻にもかけず、加えて松野文部科学大臣は調査の結果「文書の存在を確認出来なかった」としてこの問題の幕引きを図ろうとしていたようです。

 しかし、文科省内部告発で「官邸の最高レベルがいっている」「総理のご意向だ」との記載のある文書が明るみに出ています。

 それでも、安倍総理は「働きかけ」や「関与」は無いと、文書との関連性を断ち切ろうとしていますが、文科省から複数の「総理のご意向」的な文書が出てきたということは、官邸から何らかの圧力が有った事についての信憑性が高いと言わざるを得ません!

 私は、岩盤規制改革のための国家戦略特区の必要性を否定するつもりは有りませんが、今回の問題は「加計学園ありき」で行政の公平性が損なわれたのかどうかという点であり、野党は今後も徹底的に真実を追求すべきですし、政府は「文書が無い」をいったバカな姿勢では無く情報をしっかり国民の前に明らかにして欲しいものです。

 重要な政策決定に関わる「文書」が無いというような事は、誰が考えても有り得ない事では無いでしょうか?

 国民をバカにしています!

加計学園問題 - Wikipedia

電話の向こうは?

 家内が電話をしています。でもなんとなく不機嫌な口調?そして電話を切ったとたんに不満たらたらといった状態です。

 此方から聞かなくても、愚痴が飛んで来ます。電話の相手はある宿の宿泊予約の担当者でした。その宿からお得なプランの案内が家内宛に送られてきていたのですが、そのパンフレットを見て、二名までお得な料金で宿泊できると思った家内はさっそく宿に電話を入れました。

 宿泊予約の担当者が出た時に「なんか事務的な話し方をする人だな」とちょっと嫌な予感がしたそうなのですが、例のプランで宿泊したい旨を伝えると「そのプランは案内を送った方一名だけしか利用できません」との返事だったそうです。

 家内は「え!そうなんですか?」と、宿泊するのを一瞬迷ったそうですが「まぁ、それでもお得だしいいか」と思い予約したそうです。でも、なんだか事務的でとても嫌な感じの応対だったということで「プンプン」していたようです。

 余り五月蝿いものですから私もその案内を見てみましたところ、やはり家内の言うように二名までお得なプランで宿泊できると思われる書き方をしていましたので再度予約担当に電話を入れると、同じ担当者が出てきて「確認して後ほど連絡差し上げます」との事で電話切り、返事を待っている時、急に家内が「なんであんなに感じ悪いのか分かった!」と言い出しました。

 家内曰く「そのプランが一名しか利用できない」と言う時に「誠に申し訳ありませんが・・」等の枕詞(マジックフレーズ)が無かったからだそうです。

 枕詞を付けるだけで同じ断るにしても大変言葉が優しくなります。付けない事によってつっけんどんな言い方になり相手の不興を買う結果になることも珍しくありません。

 その後その担当者から電話があり「二名までご利用いただけます。間違いでした、申し訳ありません」と言われたのですが、その謝り方も事務的で心から謝っている感じは受けませんでした

 このような場合、最初の応対で不興を買っているので、その上間違っていたとなると、かなり深刻な苦情に繋がりかねません。

 そういえば私も現役時代にお客様にお詫びする事が有りましたが、電話での応対でも立って頭を下げていた事を芋い出しました。

 家内の言うように「枕詞」と真摯に謝る姿勢が大切だと改めて感じました。

やってしまいました、射場山

 久し振りに六甲に登りました。というより迷いました。今回は、「雨が降るかも?」といった予報でしたので山に登る予定は有りませんでした。地図・磁石・ヘッドランプ・・・何も持参しませんでしたが、当日は「晴れ!」・・・。

 少し迷いましたが、家内と御母さんは近くの「道の駅」に突撃!私は、前々から山の店で聞いていました「瑞宝寺谷西尾根」に偵察がてらに登ってみることにしました。

 この「瑞宝寺谷西尾根」は、登山地図にも道が書かれていないようなルートですが、入り口さえ間違えなければ藪こぎは無く半袖でも可といった情報でした。

 登山口が分からなければ無理せず戻って来るつもりで、登り口を探しながら瑞宝寺公園を奥へ奥へと沢を遡って行った所までは良かったのですが、確りとした踏み後もだんだん心細くなって、木に巻き付けられた標識(テープ)だけが頼りといった道に入ってしまいました。

 「六甲」は、何処でも人里に近いので「まあ、どうにかなるか?」と思いながらテープを頼りに、ほとんど踏み跡が無い斜面をひたすら登ること1時間、自分の居る場所を見失ってしまいました。(方向を見失ったという感じです。)

 大体の位置感覚で、「此処だ!」と思った所を進んでいたつもりでしたが、道も無い山の中をグルッと一回りしていました。(完全に道を見失っています。)

 先ずは、上へ上へと登りピークまで!「射場山」の小さな標識を見つけ一安心!「北はどちら?」、かろうじて陽射しが有りましたので、木の陰で大体の方向が解ります。ピーク付近は所々にテープが有りましたので辿って行きましたが、直ぐにテープが見当たらなくなり、後は方向感覚だけを頼りに道の無い斜面をひたすら下るといった状態でした。(陽射しが無ければ何処へ向かっているのか分から無かったです。)

 結局、3時間程山の中をうろついていた事になりますが、さすがに,踏み後の確りした山道に出た時には「ホッ」としました。

 下山後、山の店で失敗談を話していたのですが、「射場山」は山好きの店員さんも「一度登ってみたいと思いますが、道がないようです。」といった超マイナーな山だったようです。

 残念ながら、もう一度「射場山」に登れと言われても行きつけるか余り自信がありません。次回は、再度「瑞宝寺谷西尾根」に普通に登りたいです。

 地図も磁石も持たないで、知らない山に登ってしまった「バカなオッサン」でした。

豊助饅頭

 この前の金曜日は家内が休暇だったので神戸方面に出かけました。

 マリンピア神戸に寄って「もりもり鮨(回転寿し)」で昼食!ボーナスが出た腹な家内の驕りでしたが、買い物は何もせず、マリンピアの次は神戸市北区淡河にある「道の駅 淡河」へ!(家内は道の駅マニアのようです。)

 この小さな道の駅のすぐそばに「満月堂」という和菓子屋さんがあります。ここで「豊助饅頭」という名前の薄皮饅頭が販売されています。家内のお目当ては、以前にも一度買った事のある此の饅頭です。(お値段一個54円)

 普通の薄皮饅頭なのですが使われているこし餡が甘すぎず上品で、包まれている皮も「ふわっ」としていて実に美味しい!らしいです。

 私は、どちらかというと「つぶ餡」派ですが、家内は「こし餡」に御執心です。「こし餡」の方が手間がかかり上品な味わいがですが、「つぶ餡」の方が食感も含め小豆を食べている感じがします。(私は餡「通」ではありません。)

 この「豊助饅頭」近辺でも美味しいと評判なのか平日の夕方だというのに、引っ切り無しにお客さんが入ってきては20個、30個と饅頭を買っていかれます。(世の中にはこんなに「こし餡」派が多いの!?)

 今回、この饅頭を買っていた時、近所の常連さんが「豊助饅頭」を一つも買わずに得体の知れない「かりんと饅頭」6個位買って帰られたのを目撃してしまいました。

 買わねばなるまい!試しに3個、「かりんと饅頭」を初めて買いました。(お値段90円)

 宿に帰って期待を無しに食べてみたのですが、皮が少しで「こおばしく」中が「こし餡」、初めて食べる味でしたが「豊助饅頭」を越えるのでは!と思わせる味でした。揚げ饅頭なので厚めの皮を噛むと「サクッ」とした食感で実に新鮮でした。皮がしんなりしてきたらオーブントースターなどで少し焼くと再び「かりっ」とするらしいです。

 淡河近辺に行かれることがあったら、是非試しあれ!

わが世の春

 ある時、ワンコの散歩をしていて「あれっ」と思った事が有りました。

 我が家の凡犬は、一応「柴」と言われている犬種ですので、尻尾が「クルッ」と巻いています。いや、そう思っていました。

 しかし、此処一ケ月位は散歩をしていても尻尾が斜め下に垂れてしまっていました。

 家内と「前は尻尾がクルッと巻いていたよな!」「最近、尻尾が巻いていないな!」「もうお婆ちゃん(推定11歳)だから尻尾の筋肉が弱ってきたのかな?」とか言っていたのですが、最近の一週間程は、また尻尾をクルッと巻いて嬉しそうに歩いています。

 ふっと思い当たったのが、先月の27日に預り犬が手術のため、保護主さんの所に一旦里帰りしているという事です。

 預り犬には「遠慮」という言葉が無かったようで、先住犬がいてもお構い無しに「私を撫でて!」飼主に擦り寄って来ていました。おやつを貰う時にも預り犬の方がグッと前に出て来て、我が家の凡犬は一歩引いて待っているという状態でした。

 ワンコの性格の違いによるものでしょうが、先住犬にとっては面白くない日々が続いていたようです。

 この預り犬も、当初は手術が終われば、また、戻って来る予定でしたが、幸い里親さんが見付かりそうですので、もう我が家には帰ってこないようです。3ヶ月家に居ましたので、家内は「情」が移ってしまい涙を流したり、べそを掻いたりと未練たらたらですが、我が家の凡犬は、五月蠅いのが居なくなって清々しているようです。

 次の預り犬が来るまで、束の間の「わが世の春」を満喫している凡犬でした。