堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

ハウツリ―ラナイ(ハワイの話)

 ワイキキのホテル街のはずれ(ダイアモンドヘッド側)にカピオラニ公園という広い公園があります。動物園・水族館・テニスコートなどもあり広々とした気持ちの良い公園です。

 多くの人がジョキングや散歩を楽しんでおられますが、この公園の海辺をダイアモンドヘッドに向かって歩いて行くと何件かのホテルが建っています。

 その中で一番ワイキキ側に建っているのが「ニューオータニカイマナビーチホテル」です。お薦めは、このそのホテルの一階にある「ハウツリーラナイ」!

 有名なレストランなのでご存知の方も多いとは思いますが此処はビーチフロントにあるオープンエアーの開放的なレストランです。真ん中に大きなハウの木が立っていて木陰を吹き抜ける風が心地良いレストランですが、一般的なツアーには入っていない穴場的な場所です。

 此処の名物は、朝・昼食の「エッグベネディクト」です。(私は「パンケーキ」のほうが好きですが・・・)

 先日、家内の知り合いが初ハワイに行くというのでこのレストランを紹介したそうです。

 彼は厳しい日程(2泊4日)をやり繰りし、ご両親を伴ってこのレストランに行ったそうです。ワイキキから散歩がてらに歩いて開店時間の朝7時ちょうどに到着、まだ人が少なかったせいか木の根元の一番ビーチに近い席に通してもらえたそうです。お母さんが「エッグベネディクト」、彼が「パンケーキ」を注文し、シェアしたようですが、お母さんが「とっても美味しい!」「素敵なレストラン」と大喜び!

 「いいお店を教えていただいてー」と家内はクッキーのお土産をもらったそうです。

 ハワイに行かれる時には是非覚えておいて欲しいお店です!

 注:「パンケーキ」はアメリカンサイズですからシェアをお薦めします。

ソフトランディング

 五木寛之の「下山の思想」、友人の紹介で読んだ本ですが内容はほとんど覚えていません。しかし、何時までも心に残っていました。

 五木のいう「下山」は、只山を下りるという事では無く成長期(発展期)を過ぎれば人間でも社会でも必ず下山というものが待っているといった内容だったように思います。

 今や日本が学ぶべきは、先進国では無く既に下山した国々、ギリシャやイタリア・スペイン・英国や下山中の国、アメリカであると言っています。(アメリカは偉大なアメリカを取り戻すといって下山に戸惑っていますが?)彼の「私はそれに対して、はっきりした答えをだす自信はない・・・」という正直な言葉に好感が持てます。

 わが国も現在1億3,000万人弱の人口が今後100年で5,000万人台になるという総務省の統計が出ています。勿論、子育て施策や移民政策で多少の変動は考えられますが、無事に下山を考える時期に来ているような気がします。当然人口が半分になれば施設も物も半分しか要らないようになるのでは?

 無理して成長を追い求めようとすれば、海外に活路を求めて行くようになるかも?植民地時代に逆戻りです。「成長」「成長」では限界が来てしまいそうです。経済規模が大きい程、困難さも増して来ますが50年先、100年先を見据えて「ソフトランディング」を考えて行く時期が来ているような気がします。

 私達に痛みを伴う事であっても、争い(戦争)を最小限に抑えられる「ソフトランディング」の道を真剣に模索して行く事が大切では?

2001年宇宙の旅

 名作の誉れ高い「2001年宇宙の旅」(1968年公開)が放映されていました。途中からだったので以前ダビングしていたDVDを探し出し再度観たのですが、やはりラストシーンは「解らんな!」という思いがしました。

 普通なら、詳しくは「小説」でというのが一般的ですが「2001年宇宙の旅」は、小説の出版が映画より後というのですから少し変わっています。当初は、本編に入いる前にストーリーの解説等が予定されていたようですが、キューブリックが全て削除してしまいました。「???」「未知」の部分を残したかったのかも知れません。

 141分の映画ですが、驚くことに台詞(セリフ)の無い部分が半分以上(80分弱)を占めています。オープニングとエンディィング部分なんかは、それぞれ20分以上が映像と音楽・効果音といった具合です。オープニングなんかは「猿」の「キャ キャ」という声が永延と続きます。否応なしに想像力が働きます。(当たっていなくとも!)

 しかし、50年前の映画とはいえ「映像」「音楽」「効果音」は特筆ものです。リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」(他の曲は?)が流れるシーンは音楽を聴いているだけでも堪能出来ます。観客が想像力を働かせて此の映画を完結させていくのかな?と思ってしまいました。

 キューブリックの想像をそのまま映像化したような映画ですが、今ではこのような映画は絶対に造れないような気がします。アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されているのも頷けます。

 1985年に続編の「2010年宇宙の旅」が公開されています。この映画の中で地球へ送られた「これらの世界は全てあなた方のもの ただしエウロパは除く エウロパへの着陸を試みてはならない 全ての世界を皆で利用するのだ 平和のうちに利用するのだ」とのメッセージにやっと溜飲が下がったような気がします。

 

米商業モール閑散

 日経新聞の「米商業モールが苦境」という記事が目に付きました。拡大するインターネット通販に押され、アメリカ本土のバーリントン・センター・モール(ニュージャージー州)も大手百貨店メイシーズとJCペニーが撤退、モールに100有った店舗が現在一割しか営業していないそうです。35年間も地域の人びとのコミュニティーの場であったようですが、時代の趨勢といった所でしょうか?

 今や買い物もパソコンやタブレット・iPoneで居ながらにして簡単にできるようになっていますが、私には少し抵抗が有ります。(機械を使いこなせないだけでは有りません!)

 日頃使っているような消耗品なんかは、安さで勝負というのは十分理解出来ますが服や眼鏡・靴といった身に付ける物を試着無しで購入するという事は私には出来ません。(交換・返品制度が有るのは十分理解しています。)

 実際に着てみて、店員さんとお話をしながら迷いに迷うというのが私のパターンです。難波なら月に一回、外国なら2~3年に一回でも十分に楽しめます。机の上のパソコンで何時でも何でも物が買えるというのは地方のお店の無い地域では重宝されるかもしれません。しかし、お店に行くまで「まだ有るかな?」「もう少し安くならないかな?」「やっぱり止めようかな?」・・・気を揉むのも結構楽しいものです。

 極端な話、陶器は写真だけで実物を見なければ絶対に微妙な「色合い」「風合い」「味」といった物は伝わって来ません!昔は今と違い、何をするにも不便な事が多かったような気がしますが、何の不便も感じず心豊かに暮らしていたように思います。

 あまり便利になり過ぎると「情緒?」とか「遊び心」といったものが無くなってしまいそうです。

 そう、私は古いオッサンです。最近も買う気も無いのにお店に入り、試着なんかしていました。

 

 

古着屋にて

 月に1~2回、難波に出た時に良く行くのは「好日山荘(山用品)」・「A&Fカントリー(アウトドア用品)」と「RAGTAG(古着屋)」です。

 好日山荘はアウトレットコーナー・A&Fカントリーではバーゲンコーナーで50%OFF狙いですが2~3月に一回位は好みの商品が見つかります。なにせ予算が5,000円前後、1万円を超えると気が弱くなり家内の出動要請するいった具合です。

 この前、古着屋に寄ってジーパンを見ていた時、ポロ(RRL)のジーパンが目に付きました。ウェスト28、前ボタン、長さも丁度、少しダメージが入っていますが贅沢は言えません!

 さっそく試着、ちょっと窮屈めですが古着ですので、これ異常縮むことは有りません!

 しかし、価格が9,000円、微妙なところです。6,000円位でしたら絶対にその時に買っていましたが迷いに迷って結局、後ろ髪を引かれながら店を後にしました。

 実は、数年前、ハワイに行った時に同じジーパンのダメージ加工無しを$200で購入し今でも私のお気に入りの一本になっています。

 当然「同じ物ばかり買って!」「古着で9,000円?」という天の声が聞こえて来るようです。

 1ケ月後に、同じ店に寄りジーパンをチェック、有りました!残っていました!もうジーパンが手から離れません。「きっと此のジーパンとは縁が有った!」と確信しました。

 今では一番頻繁に穿いているジーパンの一つになっています。

まだまだ勉強中

 昨日の日曜日、家内が犬の躾教室に行った時の話です。

 この躾教室は、保護団体(ドッグトレナーさんが一人で活動されています。)が里親に出したワンコを対象に月に1回開催されているのですが、一時預かりのワンコのチェックも兼ねて家内は何時も参加するようにしています。

 さすが犬好きに人が集まって来ますので色々と話が盛り上がるようで。毎回何か新たな発見があり家内も楽しみにしているようです。

 私は参加出来なかったのですが、さっそく家内から私にイエローカード(教育的指導?)が有りました。

 躾教室が行われるドッグランにも大型犬・小型犬、純血種・雑種合わせて5匹のワンコが居るのですが、その中のトイプーの咬み癖に対する躾について改めて勉強させられました。

 そのトイプーが「ウ―」唸ってきた時、私は自分の飼い犬では無いのにも関わらず体が動いてしまい、ついついワンコを床に押さえ付けて躾をしてしまいます。ワンコが唸るのを止めて、体の力が抜けたのを確認してから解放していたのですが、立ち去る時にワンコが私に「メンチを切って」いくのが少し引っかかっていました。

 なんと其処のご主人が躾をした時もメンチを切られます。しかし、奥様が同じ躾をした時には素直に座って反省しているようです。

 その事が話題に登ったらしいですが、ト―レーナーさん曰く「躾たるという気持ちが前面に出過ぎています。無心でやって下さい。」とのアドバイスが有ったようです。さすがに此の言葉には返す言葉が有りません。反省頻りといったところです。

 また、初めて会ったワンコが臭いを嗅ぎに来た時には直ぐに撫でてあげないで、十分に臭いを嗅がせてから(ワンコの偵察が終わってから)撫でるようにした方が良いようです。そこのご主人は、初対面の我が家の預り犬が臭いを嗅ぎに行った時、じっと立ったままワンコの気が済むまで臭いを嗅がせていたらトレーナーさんから100点満点を貰っていたようです。(居なくて良かった、冷や汗ものです。)

 私もまだまだ勉強中です!

 

サングラス

 サングラスと言えば「レイバン」、レイバンと言えばマッカーサーといった程度の認識で30~40年位過ごしてきました。

 「レイバン」と言えば、アメリカ軍がパイロットの頭痛や吐き気を押さえるためにボシュロムに開発を依頼したレイバン・レンズがスタートですが、軍から求められた厳しい要求を満たしている事から当時世界最高の品質を誇っていたようです。

 若い頃は日頃サングラスを掛ける事はあまり無く、雪山に登った時に必要に迫られ「ゴーグル」や「サングラス」を使う程度でした。サングラスを掛けると、なんとなく恰好を付けているようで気が引けたものでした。

 しかし、20年位前にハワイに行った時、初めてサングラスを購入しました。ハワイではサングラスが日常の生活に浸透しています。多くの人がきつい陽射しから目を守るためサングラスを使っています。

 購入したのは「マウイジム」は、このブランドはサングラスを常用するハワイの人のため長時間掛けても疲れないと共に、色彩が裸眼より鮮やかに見えるよう考えられているようです。特に「マウイジム」のサングラスは、全て偏光レンズですのでギラつきが無くきつい陽射しにピッタリといったところです。(レイバンでも一部モデルは偏光レンズです。)

 最近まで「マウイジム」は、日本に販売店が無く通信販売でしか購入出来ませんでしたが、今は東京と横浜のトミ―バハマ3店で購入可になったようです。(眼鏡は掛けてみなければちょっと・・・)

 実は去年、お気に入りの「マウイジム」のサングラスをハワイに持って行ったのですが、ウインドショッピングをしていて気が付いたら「サングラスが無い!」直ぐに思い当たる店に行ったのですが結局見つかりませんでした。ハワイの友人にその話をしたのですが「日本とは違う」といった返事で、届けられる事はほとんど無いようです。

 チタンフレームの掛けている事を忘れる位軽い眼鏡で一番気にいっているサングラスでした。(廃番モデル!)

 但し、フレーム・レンズは日本製のようですので、わざわざハワイまで行って「Made in Japan」買って帰るという事になります。(ちょっと変かな?)