堺市の変人

堺市から情報を発信する変人親父です

花吹雪

 桜の花もそろそろ満開、「今度の土曜日にはおにぎりでも持って近くの公園へ」と言っていた矢先、夕方から小雨が降ってきました。もう雨は止んだかな?桜は散っていないかな?ちょっと心配です。でも、今朝は穏やかな天気でワンコとのんびり散歩が出来ました。

 所々にある桜の木は満開の花を咲かせています。風に吹かれて散っている桜吹雪(ちょっと大袈裟ですが)の中をワンコと並んで歩いていると、「ひょっとして最高の贅沢!」なんて思ってしまいす。一匹は周りを見る事も無くトボトボ付いて来るだけ、後の一匹はセカセカと臭いを嗅いでいるだけの我が家の凡犬と預かり犬も日本犬らしく少しはこの風情を味わって欲しいものです。

 四季の変化を肌で感じられるわが国では、「春は桜」「夏は朝顔」「秋は紅葉」「冬の雪景色」というように誰もが心の中に思い出の四季の風情を持っています。砂漠や極北の四季の無い国に住んで居られる方から見ると、「値千金!」といった所かも知れません。

 昔は「冬支度」と言った言葉も有るように、今以上に四季の変化が人々の生活の中に溶け込んでいたような気がします。

 以前、テレビで雪景色の中、猿が赤い顔をして温泉に入っている光景が紹介されていました。私なんかは「俺よりのんびり暮しやがって風呂(温泉)から出て風邪でもひけ!」と思ってしまいますが、最近は外国人観光客が増えているそうです。外国人リピーターは、日本の自然を実際に楽しんだり、日本文化の原点ともいえる職人さんの手仕事を見たり体験したりといったツアーが増えていると聞きます。

 私が気付いていないだけで、世界が羨む日本がまだまだ有りそうです。身近にも世界に誇る美しい日本の自然が隠れているような気がします。

 「夏になれば暑い!冬は寒い!」と文句を言っているオッサンの独り言、説得力「ナッシング」ですね。

ああ~気になる!

 昔の事を考えていると思い出しそうで思い出せない、気になっているのか何時も頭の片隅に残っている。と言った事が有ります。

 前から気になっていたのですが、桜木健一主演の確か「林で書いた詩」というタイトルだったと記憶していました。何気なく観ていましたが番組が終わった後、気になって調べましたが分からないまま30~40年経っていました。

 マドンナ?に片思いの桜木が我が思いを伝えようと一大決心をしたのですが、マドンナを前にして海辺の林から出られなかったというシーンが今でも頭に残っています。「やっぱりこの事だけは言わずに行こう・・・」というナレーションがとても印象的でした。

 若い時の自分の心境と重なるものが有ったのか、何時までも頭に残っていました。(今は鈍感なおやじです。)

 最近、また「ふっ」思い出して、ネットで調べてみましたら出て来ました!放送は1974年11月24日JNN系での放送でした。タイトルも「林で書いた詩」大当たりです。このドラマは、伊藤整の詩「林で書いた詩」が題材となっているとのですが、冴えない青年の心理描写が上手く表現されていた様な気がします。一見落着!「スッ」としました。

 未解決の「ああ~気になる」も有ります。これも昔、洋画だったように記憶していますが、三人の男が一本のマッチで煙草を吸う場面がありました。火を付けて一人、二人、そこで一旦火を消しマッチを付け直して三人目の煙草に火を付けるといったシーンが有りました。余り長い間火を付けていると標的にされ易いといった事だったように記憶しています。

 今は、あまり使われていないマッチですが、そんなルール(ジンクス)が有ったのか調べてみましたが結局解りませんでした。

 「ああ~気になる!」

モンローウォーク

 我が家の凡犬と預かり犬、ようやく並んで歩けるように成りました。柴犬が私の横で二匹並んで歩いていると、ちょっと賢そうに見えますが実際はさにあらず、保護犬のリードは何時もテンションがかかっています。

 並んで歩くワンコ達を上から眺めると何か歩き方が違います。そう、保護犬の方が「色っぽい」んです。お尻を振り振り歩く姿は、まるでモンローのようです。「私の方が色っぽいでしょ!」とワンコが言っているようです。

 しかし、これは散歩に連れていって貰えなかったワンコによくある事です。筋肉が付いていないので、どうしても足の力だけでは歩けず体(お尻)でフォローするようになってしまいます。全て人間の責任という事です!

 毎日散歩をしていれば、きっと上手く歩けるようになります。(色っぽさは減少しますが)

  今、お昼を少し過ぎたところですが「フィールド・オブ・ドリーム」が放送されています。(リタイヤしたオッサンに許された特権です。)派手さは無いですが「しみじみ」とした思いにさせてくれる良い映画です。純粋な心にしか聞きと取れない「声」が有るのかな?保護犬は色んな境遇の子が居ますが、私に出来る事はしっかりとワンコに向き合う事かなと「しみじみ」思いました。只の愛玩犬では無くワンコの人生(犬生?)を左右する事ですから!我が家の凡犬は別として!

「なに気取ってんの!モンローウォークに見とれてたくせに!」と家内の声、よこしまなオッサンでした。

きんつば

 「きんつば」といえば「「出入橋きんつば屋」が有名ですが、私は堺筋本町近くの「あずき庵」の「きんつば」が気に入っています。家内も「ベスト オブ きんつば」とゴキゲン!お土産にしても当たり外れは無く100%喜んで頂けます。

 この「きんつば」!甘さ控え目で小豆の食感も味もしっかり!甘さに小豆の味が負けていません。オヤジやるな!と思ったら「出入橋きんつば屋」の息子さんでした。しかし、私は此処のきんつばの方が甘みを少し押さえているような気がして美味しく感じます。

 本町の方に出かけた時は必ず買って帰るきんつばですが、翌日位までならそのままでOK!家内曰く「冷凍すれば一週間くらい大丈夫!ただし完全密封の方がベター」との事です。お店に行って発送をお願いした事もありましたので、お取り寄せも出来るかな?

 あんこのお菓子は伝統的な和菓子の代表とも言えますが、最近は甘過ぎたり素材(小豆)の味が余り無いお菓子が多いように感じます。一個100円でしっかり作られた、お薦めの「きんつば」です。

 家内は「ベスト オブ シュークリーム」「ベスト オブ 焼き芋」・・・・と秘密兵器を持っているようですが、その話は後日という事で!

イヌのさんぽ

 今朝は、家内がわが家の凡犬、私が預かり犬を連れて散歩に出かけました。(のんびりとした日曜の朝です。)

 近くに公園が有りますので春の息吹に包まれながらの散歩といったところです。白いコブシの花がそろそろ散ろうかなという時、次は私と桜の花が咲き初めています。日の光もそよぐ風も「もう春です」と言っています。小さな公園では、昨日から場所を確保されていた「お爺ちゃん」「お婆ちゃん」のグループがちょっと早いお弁当タイム、家族連れの方は別の公園の草地に小さなテントを張り、お父さんは足だけ見せてうたた寝、子供達がその周りを走り回って楽しそうでした。

 家内は何時も「ワンコのお陰で季節の変化が良く分かるわ」と言っています。(わが家のワンコはオシッコやウンチは必ず外でする派です。)

 小さい頃には野山を走り回っていた私にとっても近くに緑が多いという事は有り難い事です。大阪市内に住んでおられたご近所さんも、「通勤は遠くなりましたが、緑が多いから此方に移ってきました。」と言っておられました。

 何は無くても、緑に囲まれた住環境、最高の贅沢かも知れません!

ケンタッキーフライドチキン

 ケンタッキーフライドチキンKFC)は、名前の如くアメリカ・ケンタッキー州の「サンダース・カフェ」が発祥の誰もが知っているファストフードです。

 ケンタッキーに行けば、美味しい本場のチキンが味わえると思っていましたが、世界で一番美味しい「KFC」が食べられるのは、日本であるような事が新聞に掲載されていました。(ちょっと驚きました。)

 フライドチキンの生みの親「カーネル・サンダース」は、大の日本贔屓で「日本のKFCが一番だ」「日本のKFCだけが私のやり方を守っていてくれる」とよく言っていたそうです。

 その話を聞いた時、私はなんとなく分かるような気がしました。アメリカでは、やはり経済効果が最優先される傾向にあるのかな?よく言われる「株主利益」を最優先させると一歩間違えれば品質が落ちる危険性を孕んでいるようです。「利益が上がらなければ会社が潰れる」いかにも説得力のある言葉に聴こえますが、創業時のポリシー(強固な方針)が無くなれば、その会社の存在意義は既に亡くなっているような気がします。

 そういえば、ハワイのスーパーで売っている「豆腐」、食べてみて驚きました。しっかりと豆の味がして日本のスーパーの豆腐より美味しいのではと思わせてくれます。水っぽく無いんです!(スーパーの豆腐が専門のオヤジの言う事です。)機会があってハワイの友人に、その事を話したら「ハワイの職人さんは、昔の作り方をそのまま守っている」と言っておられました。

 少しでも長く「昔の作り方」を守って欲しいものです。

お見舞い

 月に2回、少なくとも1回は必ず行こうと決めているお見舞いがあります。親戚に当たる方ですが若い頃何かとお世話になりましたので、私なんかでも喜んで頂けるならと思い通っています。

 怪我や治る病気のお見舞いなら少し気が楽なのですが、歳をとって「体」と「心」が老いていくとなると、お見舞いの帰りは神妙な気持ちになってしまいます。将来の自分の姿を見ているようで「生きるってなに?」「人生の価値は?」なんて言葉が頭の中をクルクル回ってしまいます。若い頃は、人並みに徹夜で友と人生を語り合うという事もしましたが、結局答えは未だに見つかっていないようです。

 天下を極めた太閤さんでさえ、「露と落ち露と消えにし我が身かな難波のことは夢のまた夢」という言葉を残しています。なんと人の世は儚いものか?そらそうです!地球誕生から今までを1年としたら当然、地球誕生は1月1日午前0時、それでは人(ホモサピエンス)はというと、1年の終わり、大晦日の午後11時30分過ぎ、産業革命は午後11時59分58秒、なんと除夜の鐘の2秒前です。新年の30~40秒後には環境破壊と氷河期の到来により人類滅亡となっています。人類の歴史は一瞬ですが恐竜は2週間近くも繁栄していますから大したものです。(地球カレンダーより)

 小さな事で右往左往している自分がバカみたいです。